角田さん、こんにちは。先日は、不躾な投稿を致しまして、申し訳ありません。
角田さんの仰る、
>自由に意見を出し合い、反論・異論にも耳を傾け、相互理解を深めてこそ、真の 団結が生まれます。
という意見に、まったく賛成です。
私は、前の投稿でも、述べさせていただきましたが、特に、天皇制・君主制に関す
る中央の方針転換に、強い疑念を抱いている者です。
ここ、「さざ波」に集われる皆さんの、過去ログを読ませていただきながら、大変
勉強させていただいております。
「共産党は、社会主義・共産主義に揺るぎない自信があるのならば、もっとその優 位性を選挙で訴えれば良いではないか。
姑息に隠そう隠そうとするから、何かやっぱり後ろめたいものがあるのではないか と勘繰ってしまう。」
というドフトエフ好きさんのご意見がありました。
尤もなご意見だと思います。
しかし、ここに集われている皆さんの中に、「社会主義、共産主義、社会主義社
会、共産主義社会とは何か。」と問われて、自分なりにでもいいから、答えられる党
員が、どれくらいおられるでしょうか。
残念ながら、私は、明確にできない一人と答えざるを得ません。もちろん、私の不
勉強のせいであることは、否定致しません。
私は、ここの所、天皇制・君主制の廃止と革命についても含め、ずっと、このこと
を考えています。他の投稿でも触れましたが…。
しかしながら、やはり、これは、私のような平党員にとっては、大きすぎる問題で すので、部分的でも、できるところから、考えてみようと、今は、思っております。
また、私は、選挙直後の投稿で、「敵ながら、公明の選挙協力のあり方を、ある意 味、見習ってもいいのではないか。ただし、協力相手になる党があればだが…。」と 述べたのですが、小選挙区制という現実を考慮するならば、これは、あながち、的外 れではないという気がしています。
実は、今回の選挙においても、「与野党逆転」していたかもしれないという選挙分 析をしているサイトがあります。
http://www.asahi.com/column/aic/Tue/d_takuki/20031118.html
上智大学非常勤講師でもある鐸木能光氏の試論ではありますが、かなり細かな、ま
た、ある意味、実践的な試論でもあります。
ぜひ、皆さんに、参照していただきたいと思います。
ただ、党が、本当に「先見性」を発揮しているのなら、少なくとも、民主党にズル ズルと従い、挙句の果てに、比例議席80削減などと公約される前に、これまでの3 連敗のまともな分析と、選挙戦略を立てるべきであったでしょう。
ここ「さざ波」の「現状分析と対抗戦略」討論欄に、原 仙作さんが、新たな投稿 をされております。「政治のリアリズムが全く分かっていない。」「私の議論を『と んでもない』というかもしれない党員諸兄の意見を念頭においてのことである が、…」という分析と戦略は、私自身、「そこまで…」とも考える発想の狭さである ことを痛感させられる、非常に貴重なご意見だと思います。
私も、角田さんが仰る、
>不破氏、志位氏とも立場の違いを超えて、自由に議論できる場がもてれば良いな と思っています。
とのご意見に賛成です。
難しいとは思いますが……。
この辺りに関しましては、「ヨタローさんへ」と題する拙稿を、お読み頂ければ、
と思います。
今、山川さんと猪走さんの自動車社会と環境保護・共生の社会などに関する論議が 始まっている様です。
みんな、興味や関心、得意分野の違いがあると思います。ほんとうに、党内民主主 義を確立し、何かの縁で、せっかく集まっている人々の智慧と能力を発揮できるよう な組織(私は、緩やかな組織をイメージしておりますが)にできれば、党も甦ること ができると思っております。
他支部との意見交流さえ分派活動と捉えるような、馬鹿らしいことをやっている場 合ではないでしょうに……。
かぎ括弧なしに、建設的な提案と討論になるように期待したいですし、私も、これ
からの投稿について、そのように、心がけたいと思っております。
―連帯の気持ちを込めて―
愚等虫