Linさんより私の投稿に対する「自分の考え」が 述べられたので、私も述べたいと思います。
>この点は、事実誤認があります。武道館演説では、本格的な民主党批判をしましたが、「財界の戦略」についての解明、言及はありません。正確には解散日に召集された9中総の不破発言が最初になります。非公開の発言ですが、党員であれば文書化したものを入手できるはずです。
Lin氏は、武道館演説において、本格的な民主党批判があった
ことは認めているが、財界の戦略についての解明、言及はなかったと述べています。しかし民主党批判の内容は、何だったのですか?
「財界陰謀論」を軸とした民主党批判ではなかったのですね?
さらに私が主張したかったのは、武道館演説を契機に
猛烈なキャンペーンがはられたことです。
文革に関しては幹部が選挙途中から「鶴の一声」で始まるキャンペーンに現場が混乱したことを比喩を用いたまでです。
>文革を想起するかどうかは個人の自由ですが、「財界の戦略」の存否を問題ではないというスタンスはいかがと思います。唐突な提起や発言であろうと、それが正しいか否かで判断すべきと思います。
「唐突な提起や発言」が現場を混乱きたしことに対して
今回の幹部総括において明確な自己批判がありません。
また何度も繰り返しますが、「財界の戦略」の存否を問題ではないというスタンスではありません。
「財界の戦略」の存否や分析の妥当性が選挙敗北における幹部の免責にはならないと言ってるのです。
>実際には、党の議席が少ないことや、反共の枠に留まる政党しかない状況で、実現性は乏しいかったのですが、少なくとも有力な他党・他党派と政策的な一致が客観的にあった上での提起になります。今回の総選挙の中で、そのような条件がなかったことは、野党第一党の民主党の政策を見ればあきらかでしょう。
この問題は「民主連合政府」の案件を決議した時点から
想定されたことだと思います。
しかし21世紀の早い時期に「民主連合政府」を確立することは決議事項であり、その決議事項を履行するのは政党として
当然の責任ではないですか?
今回の選挙では、最終日には社民党の民主党との連合政権
の条件付けされも赤旗で批判しました。
どういうプロセスで「民主連合政府」を確立するのか、
この度の選挙総括でも示されておりません。
このまま、ドンキホーテのような「財界の陰謀」と闘う
ヒロイズムには、国民も党員も付いていけないと思いますが。