Linさんに教わりましたが、井上美代さん、ご病気なのですか。残念ですね。何回か面識もありましたし、様々な活躍をされていましたから、いかにも残念です。
それにしても、共産党は、ほんとに、人材を生かすのが下手。はっきりいって、選挙のたびに登場する候補者のほとんどのその「人となり」がわかりません。共産党の議員のまえに、個人の個性が光らないのです。個人個人はもしかすると、多様な魅力があるのかもしれないのに、メッセージさえ伝わらない方が多いような気がします。
党のいうとおり、手となり、足となりという感じ以上でも以下でもない。
私が今回の選挙で引っかかったのは、若林氏でした。都議選であれだけ、見事な負け方。しかも、敵は共産との天敵である石原氏です。大きなダメージを負った氏をまたもやかつぎだすというその鈍感さには、愕然としました。
相変わらずの年功序列、内申性などくそくらえです。
非拘束名簿式があれほど喧伝されたとき、私は「共産党こそ非拘束名簿式で躍進を!」と訴えました。ある意味、なりふりかまわぬ、融通性が必要と考えます。早々と定数を下方に設定してみたり、今更、公明党を参考にしてみようと思ったり、なんだか、やることがワンテンポずれているのです。
こちらのいうことなど、相変わらずきかないのでしょうが、共産党は、今度こそ、外部から、実質、ちからのある人を吸引しましょう。ジャーナリストをはじめとする各界のオピニオンを前面にたてて、奮闘しなければ将来はないでしょう。川田悦子氏をはじめとし、社民党とも今度こそ、しっかりと連携、または合流すること。そうしなければ、日本の地獄化は避けられないでしょう。8割9割が排外右翼の思うがままの日本情勢です。朝鮮戦争に向って、8割の国会議員が画策している現状を、共産党は、甘く見ないでいただきたいとおもいます。
まず、ゆで蛙日本人の覚醒を早急にやることが必須です。
今日まで日本列島の隅々まで浸透した排外ファシズムの掘り起こしが急務です。民主主義から憲法まで倒錯した言語で覆われている日本をたてなおさなければ、日本はブッシュと共に地獄沼へまっしぐらです。