はじめまして。「なぜ、このサイトを開設したか」を読みました。確かに昨年の暫定政権構想が出たとき、あまりに突飛な印象をうけました。党内論議、すくなくとも中央委員会での討論はなされたのか、という事は思いました。学生党員の間でも、安保凍結はナンセンスだという声が多かったと聞きました。民青でも共産党でも中央や上級の方針に対してわからない、理解できないということはあることです。しかし積極的な対案を出したり批判したという経験はありません。そもそも決定や方針を議論するときに、そのものの是非が問われるのではなく、本人の態度や受け止めが問題になります。そういう活動スタイルが長年続いた結果として、現場の党員に方針、政策の批判能力が欠けることがあるのではないでしょうか。でも中央委員会は日本の知識層の最高の水準の人たちが集まるところですから、批判的対案というのはやはり難しいですよ。
共産党の影響力の増大と党員の高年齢化の問題は重大だと思います。実際、団塊の世代がさらに高齢化して動けなくなれば、やる人がいなくなる地域もごろごろでるでしょうね。ただでさえ人手不足なのに。青年・学生分野で党勢を拡大しようと本気で思ったら、どこでも民青の位置づけを抜本的に改めることですね。とくに民主団体はそうするべきです。
さいご。共産党の官僚的体質と日本共産党の日本における現在と将来の役割や存在意義を混同しないことですね>編集部さん