今回の府知事選挙と府会議員選挙は、あじさか真府知事候補が、前回の2倍に得票を増やしましたが、横山ノック氏が235万票で当選してしまいました。これは、自民党や社民党、民主党、公明党などが根回したり、「横山知事かわいそう」とマスコミが大合唱したせいであって、府民は、彼の「財政再建プログラム」案に賛同したわけではありません。
日本共産党の府会議員は、前回の9議席から12議席になって議案提案権は得られませんでした。港区や大正区で定数1の選挙区で議席を獲得する快挙を成し遂げました。ただし八尾市では、議員団長の後継者の新人が落選してしまうなどがありました。
党や「明るい革新府政をつくる会」が、「有権者の反応がいい」とか「構成団体が盛り上がっている」と感じても、世間は、「ノックは知っているけど、あじさかさんってだれや!」、「だれが、知事になっても同じや」とかえって冷ややかでした。
私が大阪・なんばで「明るい会青年の会」の宣伝をしたときは、青年むけビラの受け取りが全然よくなかったので、「これは、横山ノックに同情するマスコミ宣伝の影響があるのでは?」と思いました。
つぎの4年後の選挙は、横山府政の公約違反の実態を回りの知人や同僚にきっちと知らして、マスコミによる横山ノックの持ち上げに負けないだけのそれぞれの組織拡大を系統的にしてくことが大事だと思います。