「国旗・国歌法に政治生命」野中官房長官がお別れ会見
「もし国旗・国歌法案が継続審議や廃案になっていたら、政治家を辞める決断をしていた」――野中広務前官房長官は5日午前、官房長官としての最後の記者会見で、先の通常国会で自らの主導で提案し、成立させた国旗・国歌法にかけた思いを振り返った。
野中氏は、共産党の不破哲三委員長が、国旗・国歌をめぐる国民的な議論を呼びかけたことが法制化をめざす大きな契機になったとしたうえで、「広島県立高校長の自殺は誠に痛ましく、日の丸・君が代問題で日本人同士が人間差別をする状態を作ってはならないと考えた」と語った。(朝日新聞99・10・6)
これに対して党は「そんな意図ではなかった」と明確に反論するのでしょうか。横山ノック知事のセクハラ裁判と同じく、反論しないなら認めたことになりますよ。