「さざ波通信」と、投稿をいくつか読ませていただきました。どなたかもおっしゃっていましたが、討論そのものはおおいにしたら良いと思いますが、内容をみていますと、不安も同時に感じます。
党組織や指導が官僚的あるいは、問題だという意見もありましたが、私自身もそう感じることは過去にもありました。そういう問題をどのように考えるのかということが大事なのではないでしょうか。
まず、党員といえども人間であり、その個人の歴史的な経過はそれぞれさまざまで、理論的な到達や、個人の生活条件、労働条件、そこからくる人間性といったこともさまざまあると思います。
それと、自らが何ゆえに党員になり、活動しているのかという根底に関わる問題のようにも思えます。
ですから、自らが組織や指導に対して官僚的だ、問題だと感じたときは、その相手に率直に意見を言うべきだと思います。
また、そうした問題をもってして、日本共産党はそういうものだという認識を持つとすればそれは誤りでしょう。しかし、残念ながら、投稿を読んでいるとそのような認識になっているのではないかと思えることが多くありました。
議論すべきは議論すればいいと思います。しかし、「さざ波通信」での議論は、議論を投げかける方向が少し違っているのではないかと思います。
特に党内問題(組織、幹部、方針、発言など)に多く議論が集中していることを考えればなおさらです。「4中総の批判的検討」にしても、党内で論議を進めていくべき問題です。そういう方向での努力をされているのか疑問が残ります。
<編集部コメント>投稿ありがとうございます。私たちは、組織、幹部、方針、発言などは、公表されているかぎりにおいて「党内問題」ではないと考えます。また、私たちはそれぞれの支部で、言うべき意見を言っています。その点をご理解いただき、今後とも、積極的に討論に参加されることを望みます。