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党員用討論欄

「党員同士の自由な議論のために」(M・Tさん)への返事

1999/12/2 ブドウちゃん、30代

 提案を読みました。この提案を読んで、もう少し党への疑問や討論を形式的にせずに、賛成や反対の意見をもっと出し合えるようにするべきだと感じました。
 例えば、党の大会決議案や綱領、規約の改定案についての疑問や討論は、インターネットや手紙を機関の「検閲」を通さずに自由にできるようにすること、中央の大会から支部の総会にいたるまでの討論においては、「活動報告」や「経験交流」の形式的討論でなく、自分の言葉で討論や質疑ができるようにする、討論や質問が時間的にできない時は、文書発言を党員用の討論誌に必ず掲載できるようにすることです。
 党の各級機関の大会運営は、こうすればいくらかは良くなると思います。
 もう一つは、後継者対策です。参議院選挙やいっせい地方選挙で青年党員が増えたり、青年支部の結成ができたりなどの変化が起こる中で、党支部が、70年代の躍進(「日本の夜明けは京都から」、「大阪が変われば日本が変わる」をスローガンで革新自治体の誕生)から80年代の停滞期(社公合意による「日本共産党を除く」密室政治、政党法や国家機密法の反対運動売上税反対のたたかい、リクルート疑惑の追及など)における政治闘争を知らない青年が増えているので、こうした経験を学びつつ、90年代のたたかい(フランスのタヒチでの核実験強行、HIV訴訟での厚生省の謝罪、新ガイドライン法案の反対運動、府立高校の統廃合反対の運動など)とともに、いっしょになって考えて活動することがだいじです。
 ロシア社会主義革命や中国革命、インドネシアのスハルト独裁政権の打倒運動は、青年学生が中心になってすすめてきました。ベテランの党員の方が、日本の革命運動の原点にたちかえって青年の組織化のことを真剣に考えてほしいです。