あなたからの返事を読みました。私は2年前の「赤旗まつり」の時に民青同盟の森実元委員長に「私の居住支部は高齢化になっているので青年党員や民青同盟員を迎えたいのですが、なかなかベテランの党員の方が青年との話が会わないようです。どうしたらいいのでしょうか。」と尋ねたことがありました。森実さんは、「ベテランの党員の方が日本共産党員としての生きがいを語ることです。それがいいのではないでしょうか」と語ってくれました。
ベテランの党員は、60年代から70年代にかけて日米安保改定や沖縄・小笠原本土返還、アメリカ・ロッキード社ワイロ疑惑などの自民党長期政権時代のたたかいを経験をしています。この方たちは、若い時から経験しているので、どうしても若い時の印象が色濃くでているので、80年代や90年代の停滞期をどうも頼りなく見えるようです。
やっぱり、ベテランの党員の方が、60年代や70年代の激動期のころ話をすれば、「戦争の知らない世代の一期生」がアメリカの支配や大企業の横暴のたたかいの経験を青年に語ればいいと思います。私自身が入党したのは、自民党の田中角栄元首相が、ロッキード社からワイロを受け取って、東京地裁から有罪判決を受けてたのに、日本共産党を除く政党が、田中角栄氏を追及しないほどという「日本共産党を除く」密室政治を正したいという思いでした。
ベテラン党員の方がインターネットでの投稿のすすめを積極的にしてほしいことについてですが、中高年の方はインターネットの使用に対してアレルギーを持っていますが、変革の党の日本共産党員が最新の科学や技術を身につけることは、弁証法や唯物論を学習するときにも、日本や世界の情勢を知る時でも大事です。いくらかでも、インターネットやパソコンを身につけないと世の中の流れに対応できませんし、ますます青年との話題についていけなくなります。例えば、私が地域労連のベテランの専従の方に「2000年問題」のことを語ると、「2000年問題のこと言っても、私には関係無い」と答えます。古いワープロやコピーなどでは「2000年問題」の対応が出来てないので、多分パニックになるのではないでしょうか。