また前の投稿から少し間が開きました。いざ書こうと身構えるとなかなか書けませんので、未整理のまま自然体でいきたいと思います。
それにしても私などあんな短い文章にも、かなりの体力(能力かも)を消耗するのに、長いものを読ませ切る愚羅虫さんや天邪鬼さんには本当に感心させられます。
さて、以前天邪鬼さんもおっしゃっていた「存在が意識を決定する」という唯物論の命題は正しいと思う。
さきごろこのサイトでも話題となった共産党議長の不破氏の年俸など今の私の年収の10倍以上だ。上を見るときりがないが、共産党の市町村議員たちもそこそこの年収だろう。
その反面地方の専従者たちは低く抑えられているらしい。この格差を彼等はどう見ているのだろうか。
正直言って私も家庭を持ち、子供が生まれ、会社勤めをするようになってからは、「会社の利益が私の利益」と思ってきた。そうするしかなかったと今でも思っています。
話を戻しましょう。少しづつ「豊か」になればなるほど人間の本能と言いましょうか、欲望は益々大きくなります。其れと同時に防衛本能も働くでしょう。
そうなれば今の生活を守り、さらにその「豊かさ」を増やすのに邪魔になるものには目をつぶるか、排除するのは当然なのです。天皇制しかり、自衛隊しかり。
私の今の生活は貧しいけれどある意味満足しています。失われた30年を取り戻しつつあります。若いころ読めなかった資本論を少しずつ読み始めて1年余り、やっと第3巻第2部までたどり着きました。とりあえず読了した後に何が残るかはわかりませんが、その達成感が今後の励みにはなることでしょう。
追伸。天邪鬼さん、私の住んでいる所は高知県ではありません。その隣接県で、あなたの四国巡りの出発点である市なのです。