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一般投稿欄

獏さん、RINさん

2004/1/7 天邪鬼、60代以上、自由業

 獏さん お久しぶりです。四国の海辺に住んでいるのですか。うらやましい限りで す。おやまあ、奥さんを置いてけぼりにして、不自由しませんか。
 私達夫婦はもう都会暮らしがいやになり、女房がクビになればどこかの田舎で暮ら しをしたいといつも話し合っています。都会にいたところで人が多いだけに疎外感は かえって深まるばかりです。それぞれの連れ子を集めて夫婦になって、五人の子を育 てたのですがやっと二人きりになったのが去年の秋です。私の絵と同じで多作の駄作 で「便りのないのがよい便り」で、息子や娘達から電話があればろくなことはありま せん。われわれの子供だと言ってももうみんな一人前の年なんだが、見えない哺乳瓶 をいつも抱いているような頼りない若者ばかりだから、いっそかれらが尋ねてこれな いほどの「ど田舎」に消えたほうがいいんじゃないかと思うのですよ。資本は家族共 同体も破壊します。
 小さな畑でも耕して野菜を作り、浜に出て小魚を釣って晩酌のあてにし、ちゃんちゃ んこにくるまって焼酎を飲んで寝る。「あて」とか「ちゃんちゃんこ」って方言です か。山紫水明の風景に包まれ、美しい風景を描きながら死んでしまいたい。私は、お そろしやついに67歳になってしまったのです。生きてあと十年しかない。時計の針の 刻む音が命を刻む音に聞こえることもあります。晩年の十年くらい好きな土地で静か に生き、そして土に還っていっても罰があたるものでもないだろう。一切のしがらみ から逃れたい。しがらみが私の人生をぼろぼろにしよった。獏さんが羨ましいなー。  
 竜馬の革命が中途半端だから明治維新になったとしてもそのツケを天皇制支配とし て支払わされたし、今も引きずっているので私は竜馬を尊敬しません。司馬遼太郎の 小説も大概読んだんですが英雄が歴史を動かすような歴史観と女性蔑視が鼻について いやになってしまいました。竜馬は確かに土佐の「えごっそ」ですが。
 私の絵ですが半世紀も描いてきたのでガラクタの山のようにあります。ホームペー ジを開いて多くの人に見ていただきたいのでパソコンをはじめたのですが、なかなか ホームページを開く方法がわからないので弱っています。iswebでやっとURLを貰った のですが「はじめてのホームページビルダー2001」なんて本を勉強しかけているのだ が、中途で投げ出してはまた一からやる始末で、シジュポスがオリンパスの山に岩を 運んでは頂上付近で転がしてしまうような事を際限なくしています。でも「獏さんの ためならえんやこら」近いうちにお見せできるようにします。
 でもね、自分で気に入った絵がまだ一枚もかけていなかったといつも思っています。 今度こそは絶筆を描いてやろうと心に決めて今年からふんどしを締めなおしてかかろ うと思っています。それさえ出来れば死んでもいいのですが、死ぬために描いていく のだろうか。
 暴力革命のこと、別にそれを望んでるのではないのですが、そうなる以外に革命な んかないのは当たり前のことだと思っています。さっさと血を流していい世の中にし たいとね。そして一日も早くこんな腐った時代を終わらせたい、帝国主義をなくした いと思っているのです。夢でなく事実を見るならば、腹を決めねばしょうがないじゃ ないかと思うまでのことです。俺の目の黒いうちに社会主義日本を見たいものです。
 言葉は力です。獏さんももっと投稿してくださってこのサイトで訴えてほしいと思 います。それも反戦と革命のための活動のひとつでしょう。結構なことです。インター ネットがなければ出版するしかないのですから。出版するほどの金も力もない人間に とっては。インターネットは民主主義です。

 RINさん、はじめまして。
 伝言板で「創価学会員中心の署名活動」を紹介してくださったので早速署名をしま した。私は去年の十一月ここで創価学会の人たちに自衛隊のイラク派兵に賛成した公 明党を強く非難し、訴えたのでしたが、この署名活動を見て嬉しく思いました。仏教 徒が人を殺すことがなんてもってのほかです。署名の文章がとてもよく「異議なし」 です。  学会にも立派な方がおられるので本当に喜ばしいことです。叛乱ですね。「共産党 でももっと大衆を信頼せよ。全力で自衛隊のイラク派兵に反対する院外闘争の先頭に 立て」と党中央にあてる署名運動ががあってほしいものです。でもそんなことをすれ ば除名ですね。
   陸上自衛隊がもうすぐ派兵されます。たいした抵抗もなくそんな日になっていいの でしょうか。日本共産党の真価が今ほど問われた時はかってなかったのです。
 「明日では遅すぎる」レーニンが十一月革命のときに出したボルシェビキに対する GOサインです。戦前戦後を通じて戦争に反対してきたたった一つの党と言ってきた のだから、それを今証明せよ。
 もうなりふりかまわず、戦わねば大変な時代に入っていくのです。イラクへの日本 軍の派兵がはじめはおずおずとしたものに見せかけていても、必ず凶暴な軍隊に現地 では早替りし、これを突破口に帝国主義の本性をさらけ出し、侵略戦争をアジアでも 繰り広げることになると私は断言します。創価学会であろうとクリスチャンであろう と新左翼であろうとあらゆる戦争に反対する人々を結集し、小泉政権を打倒しなけれ ばならないのです。それを最も恐れているのが小泉なのですからチャンスなのです。 急激な右傾化に日本の支配階級ですら動揺していることが加藤や野中、宮沢の言動に よって露呈されていますね。選挙での失地を回復するチャンスが目の前にありますね。 お願いしますでは票はもらえないよ。党が戦うことを大衆は期待している。
             今後ともよろしく。