天邪鬼さん、貴方からの温かい激励に感謝して、今年はもう少しここに参加いたします。それから貴方の絵を拝見するのを楽しみにしていますので、ホームページの開設頑張ってください。其れと私はいま年老いた母と二人で暮らしています。用心棒代わりにと思い乗り込んできたのですが、食事や洗濯の世話をやかせていて、冗談で時々「早く帰れ」と言われている始末です。
さて、今年に入り、自衛隊のイラク派遣が本格化し、わが国はいよいよ戦争国家に逆戻りしようとしています。其れと対照的に我々の暮らしは益々苦しくなっていきます。共産党、社民党の現状はご存知の通りです。
誰もが危惧を感じながら、もう一歩が踏み出せない。中にはまだまだ幻想を抱いている庶民も多数いることでしょう。
それではどうすればいいのでしょうか。天下国家を論ずるのもいいでしょう。インターネットのこのような掲示板で喚起するのも大切でしょう。私はそれらと同時に身近な問題から参加することを通じて「共有」意識を育てることが、今特に必要ではないかと考えます。
私の利益から我々の利益、其れがみんなの利益に通じる運動(もちろん我々の階級のですが)です。利益と言う言葉がふさわしくないならば願いとでも言いましょうか。
全国各地でこのような運動体が組織され、それらが緩やかながらも結ばれたときには、「革命」が現実のものとなるでしょう。私はその運動の一粒になりたいと思っています。
その為にはなんといってもまだ勉強不足です。特に「自然科学」系はダメですね。昔、竹谷三男や羽仁五郎をかじった程度で、最近になって立花隆にそのことの大切さを教えられたものでした。文科系と理科系の融合です。
ここでひとつエピソードを披露して今回は終わります。
今年になって朝日新聞の社説にかなり面白い連載を始めました。「ちょっと元気に」です。そこの1/10に高知県の梼原町の森林事業への取り組みが紹介されました。
そうなんです。私もその町役場に乗り込んで行ったのです。去年の10月、仕事が昼で終わったのでまた四国カルストに登り、牛はもう寒くなったせいか放牧されていませんでしたが、2基の風車が勢いよく回っているのを確認してから、わざとわき道から山を降りながら役場まで行きました。山間には数軒ずつの家があり、よくこんなところで生活しているなあと思ったものでした。
役場の担当者は県外者の私に親切に色々教えてくれました。
将来10基程に風車を増やす計画があること、其れに対して隣接県が反対していること、計画が成就された暁には第三セクターや市民風車も検討していること、etcでした。
私の妄想が少し動いた経験でした。
お詫び。 前回の投稿で、伊藤は後藤の誤りでした。