今朝の読売新聞HPに「日本政府が2005年を目標に国連改革案の作成の動き」との記事があった。主な提案として「国連分担金の割合の改革」「常任理事国の増設」「敵国条項の削除」の3点があげられている。
内容はしごく当然のものばかりで私もこれらの提案は支持する者である。なにしろ日本は国連分担金の2割を毎年毎年滞納もせずにせっせと払い続けているのに敵国条項や非常任理事国であるが故に発言力は無いに等しいのだから。一昔の言葉でいえば現在、国連内における日本は「常任理事国のアッシ-君でありミツグ君」でしか無いのだ。
志位委員長をはじめとする共産党に(民主党や社民党にも)強く言いたい。「こういう提案はあんたらが先手をとって小泉内閣に突きつけるべきではないか!!自衛隊イラク派遣の議論の際野党党首は口をそろえて「国連主導で」と言っていたではないか! 与党に先に言われてどうするのか?!
現在の国連では限界がある事は与野党共に十分認識しているはずである。今夏の参院選に向けて共産党巻き返しの「秘策」の1つを失った。まったくもったいない・・・それにしても小泉首相は野党やマスコミの反撃を巧みにかわしていつの間にか主導権を握っている。(靖国元日参拝やイラク派遣でも同様に感じる)
野党からどんどん「具体策を提案」しないとまた惨敗してしまいますよ「ぼんくら志位さん」
マスコミに八つ当たりする前にやるべき事はいっぱいあるのを野党は認識してほしい。参院選まで残された時間はそれほど多くは無いのだから・・・