1月8日の本欄で、1月11日づけの「しんぶん赤旗日曜版」でイラクへの自衛隊派遣問題の記事が無いことを指摘しました(1.10掲載)。1.17朝、1.18づけ「しんぶん赤旗日曜版」を受け取りました。陸上自衛隊が出発した直後の今度こそ自衛隊派遣問題が一面で掲載されるのでは、と思ったら、一面
には「許すな戦地イラクへの自衛隊派兵」というスローガンが出ているだけで、記事は8、9面だけ。そして、1-6面は進行中の共産党大会の記事。しかも大会で議論して決めるはずの新綱領(案)・大会決議(案)がもう決まったかのごとき記事です。
「しんぶん赤旗日曜版」は読者層を、共産党内部の人と考えているのでしょうか? 私にこの新聞を勧めた人は、政治や社会のことを多くの人にわかりやすくとりあげる新聞だ、の旨おっしゃいました。しかし、2回続けて最大の政治・社会問題として多くの一般新聞も一面でとりあげる「イラク自衛隊派遣問題」をずっと後ろの面で記事に載せるとは、とても真面目な政党の機関紙とは信じられません。
こんな、内輪受け優先のメディア活用技法では、7月の国政選挙の結果が半年前に見えているように感じます。皆様いかがお考えですか?