志位さんが党員に
「しんぶん赤旗を売りまくれ」
と言ったという。
あまりに乱暴だ。
読売新聞のナベツネ社長も
裸足で逃げ出すこと、間違いなしだ。
売りたくても、
客が「買いたい」と思わなければ
成り立たないのが商売。
どうも志位さんは、その基本が分かっていないようだ。
限られた期間で、部数を飛躍的に伸ばしたいなら、
これはもう、大胆な紙面改革しかない。
まず題字は「デイリー赤旗」で行こう。
もちろん、勝負は駅売りだ。
第一のターゲットは、
首都圏の通勤客(無党派層が多い)。
そしてコンセプトは
「大衆の目線」「斬新な切れ味」そして「毒舌」だ。
政府・自民党はもちろん、
右派論客、有識者を徹底的に批判し、
挑発することに全力を挙げる。
中曽根、石原慎太郎、岡崎久彦などは、
連日ボロクソにやっつけよう。
そうした紙面は、共感してくれる読者のみならず、
記事を読んで怒りに震える右翼系の方々の心も、
掴んで離さないだろう。
ほら、みなさんの中にも、何だかんだ言って
産経新聞を愛読している方はいるでしょう。
反共記事を目にすると、怒りながらも全部読み、
反共記事が載っていないと
「なあんだ。今日の産経は退屈だな」
と思ったりすることって、あるでしょう。
あの心理を逆手に取って、
怒る右翼を「お得意さん」に仕立て上げるのだ。
もちろん、共産党批判記事、投書もガンガン載せる。
「言論の自由」の凄みを
内外に「これでもか」とばかりに見せ付けるのだ。
さらに「スポーツ赤旗」も合わせて売ろう。
編集方針は徹底した「アンチ巨人」だ。
巨人が負ければ
「堀内赤っ恥」「カネ食い打線 沈黙」
などの見出しで一面トップ。
巨人が勝てば、もちろん、2面片隅。
さらに芸能欄は、
一般マスコミがタブーとしているジャニーズ事務所批判を
徹底的に繰り広げ、気骨のあるところを示すのだ。
目の肥えた芸能ファンは快哉を叫ぶだろう。
ヌードや風俗も、
別刷りとすることを条件に解禁したらどうか。
(宅配版には、別刷りは入れません)
「米帝国主義打倒」を叫び続ける
過激な台湾セクシー・アイドル
「インリン・オブ・ジョイトイ」などを
本紙特約アイドルに指定するのも
拡販政策上、一興かもしれない。
旧来からの党員の方々から見れば
「無茶だ」と思うぐらいの
こうした紙面改革を断行しない限り、
爆発的な売り上げ増は望むべくもないだろう。
しんぶん赤旗が、
目線が低く、骨太かつ色艶のある「熱い大衆紙」として
リニューアルされることを
一無党派として期待したい。
なお、委員長選挙を提案した前回投稿に対し
おくびょうもんさんから
身にあまるお言葉をいただきました。
心から感謝します。
今回の紙面改革案も、
おくびょうもんさんが提案された意見と
共通するところがあるようです。
今後もよろしくお願いします。