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赤字私鉄の存続について

2004/2/14 猪走、30代

   私の地域の私鉄A社の存続が問題になっている。この会社はバス事業がなく従業員の行方も問題になる。
 市長が「住民の足なので廃止しないようにしたい。」と言ってるが、若しそれが本当なら、それなりに利用者がいて黒字になったはずである。
 並行するJRの倍近くの運賃。駅はJRより多いとは言えバスにはかなわない。そして「高校生以下とお年寄りしか乗らない」クルマ社会ともなれば赤字は当然である。
 「営業を引き継ぐ会社を探している」と言うが、A社が黒字に出来ないのを、どうしてB社が黒字に出来よう。
 「住民の足」と市長が言うなら、市営にするか赤字を市が補填すればよい。
 要は「住民の足」としての役割を終えたから、赤字なのである。
 勿論、私が以前投稿した「車は買わされている」に反しているのだが、現実のクルマ社会ではA社の廃業はやむを得ないのではないか?