論点のすり替えとは思わないが、自衛隊派遣賛成反対云々よりはまず、米軍はイラクに対する強圧的な占領政策を止めよ!というスローガンが前面に出ないとダメなような気がします。その上での自衛隊派遣反対。まず、アメリカがイラクで何をやっているのか?アメリカがイラクに占領し続ける事で、アメリカ以外の国が安全・テロ対策面でどういうメリットが得られるのか問うべきではないでしょうか。
あと、共産党は中国を社会主義に向かっている国として上げていますが、そのような兆候はどこにもないと思います。党指導部が中国でマルクス主義が生きていると感じるのはどこについてでしょうか?
拷問は一刻も早くやめさせねばなりません。民工の医療・教育放置や酷使・軍備拡張には反対すべきです。
一方で経済発展によって、肯定すべき生活面での向上もあると思います。ただ、肯定面も述べて現共産党指導部を賛美するだけなら、日米欧の財界人でもやるんです。日共の役割は上記のような問題をクローズアップする事でしょう。もちろん、肯定面も取り上げれば良いです。グローバル時代の改革解放の功罪を公平な目で浮き彫りにする事が大切でしょう。間違っても日本共産党指導部が言う「中国は社会主義には向かって」はいませんし、悲観ばかりや楽観ばかりでない正しい分析が大切でしょう。