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一般投稿欄

さざ波のみなさんへのバレンタイン

2004/2/14 長壁満子、40代、金融

   今日2月14日は、バレンタインデー。
 商売柄、私はチョコをいっぱい購入しましたが、一つも配りませんでした。理由は多忙としらけ。
 バレンタインこと聖バレンティヌスは優しい正義感あふれる司祭と司教の名前だそうですね。説はいろいろありますが、そもそも、バレンタインは男女の区別はなく、家族も含めた大事な人に贈り物をする日だそうです。つまり、人々への愛・優しさを思い起こす日なのかなと勝手に解釈しています。
 しばらくお休みしている間に、おおくの人から熱い呼びかけを頂いて感謝、感謝、感謝・・・・
 思えば、私は、昨年夏ごろより、阿修羅サイトに出入りし始め、選挙時にはより広く、呼びかけが必要と感じたものですから、ここで奮闘?しておりました。
 何しろ、すさまじい情報量と多種多様な人々の集うサイトであるだけに、ある種の魅力があり、訴える効果を期待したものです。さざ波でも、数回、先天性奇形児写真集をはじめとして、紹介させていただきました。
 さて、私の近況を報告させてくださいね。
 昨年暮れ、私は、バイクでのひったくりに会い、1~2か月に相当する生活費とビジネスバッグを盗られてしまいました。情けない状況で新年をむかえ、身体こそそこなわれなかったことを安堵したものの、戦時の人心荒廃を体感したとおもいました。
 イラク戦争はますます激化、まやかしコイズミ、イシバの狂気が増長し、まさに、ケダモノ国会というなかで、イラク派兵も承認されました。生活はますます抑圧され、消費税二桁増税で威嚇しながら、年金・社会保障の切り下げ、何よりも、憲法に保障された「戦争の否定」と「生存権の保障」がことごとく壊されていく。教育から何から、軍事路線に向けた社会システムに、着々と染め上げられていく現状です。
 一日一日、恐ろしい勢いで「戦風」が吹きすぎていく。頬にそれを感じるたびに、私は居ても立ってもいられなく、阿修羅に1,2行のコメントをしてきました。
 同時に、1月は17~19日と地元でのイラク写真展、2月は8日、地元での始めてのデモ(イラク派兵反対)。初めてのパネル作りを子どもと合作でしたのですが、それはそれは大変でした。木片やらテープ、模造紙を購入、二日がかりでつくりました。そして、11日は共産党の後援会祭りでイラク写真展。前回、小林多喜二の展示もないことにあきれ果てた私が、思い余って提案したものですが、言いだしっぺの私に、2.4m X 1.8mのスペースをくれ、企画からレイアウトまですべて、まかされたものですから、けっこうきつかったです。それでも、葛飾ネットの仲間の協力もあり、充実した、インパクトのある写真展になりました。支部長、みなさんにもいい反応をいただき、こうして、ひとつひとつ、「うったえかけていくしかないのかな」と改めておもったことでした。
 いつもの童謡もやめて、「闘いは今」を熱唱しまくったのは支部長でした。反応もおおむねよく、温度差をことさら大きくしていたのはもしかしたら私だったかと少々反省。
 イラク写真展で利用させていただいたのが昨日私も会員となった、「イマジンを一万人で合唱する実行委員会」の制作のもの。どうぞ、皆さんも、「イラク戦争、市民の被害」を検索してみてください。奇形児写真集は「毒の遺産」から紹介しましたが、天邪鬼さんがこれの写真を印刷し、署名あつめをされたとききましたが、私もようやく、必要にせまられて、カラー印刷ができるようになり、今後フルに活用したいとおもっています。
 ともあれ、新聞をよみ、「金曜日」を読み、テレビもたまにチェックし、さざ波に阿修羅に参加、そして、地元での活動・・・と物理的に限界でした。私はこどもと二匹の猫ちゃんの世帯主でもあります。仕事は一月はゼロ、そして、2月ははや、中盤です、。日本の歴史が大転換するとき、仕事どころじゃない、寝てる場合じゃない・・という思いがかけめぐるなか、生身の身体は睡眠も食事も休養も要求してきます。
 1月、こどものインフルエンザもこたえました。そうはいいながら、私はけっこうしぶとくて、めげそうになり、体調をくずしつつも、こうして元気でいられるのはさざ波の皆さんへの連帯と信頼です。
 2月2日、「長壁さんへの猛烈なラブコール」寄らば大樹の陰さん、相当落ち込んでいたときでしたから、はっと、目をさまさせられたような衝撃をうけましたよ。続いて、4日、天邪鬼さんの「長壁さんなにやってんだい」。私はさざ波でお二人の名前をみつけ、安堵し、右よりの嵐が吹き荒れているときも、一縷の望みをたくしながら拝見しておりました。
 いままで、グチを何度かこぼしたように、頑固な「排外主義」にうんざりしながら、寄らば大樹の陰さんの懇切丁寧な働きかけ、説得に私は頭が下がりました。
 天邪鬼さんの若々しいエネルギッシュな情熱・正義感は正に熱い血潮を感じさせるもの。私にしめして下さった与謝野晶子の詩はそれこそ、天邪鬼氏の「父としての」情熱・反戦歌ともいえるものです。お二人ともソフトなファシズムが横行するなか、き然とモノをいい、空気に抗う姿勢は同志として、心強いかぎりです。
 ところで、天邪鬼さんは、実際個展をなさいませんか。生まな絵がみたいものです。できれば、いまの戦争風景(日本の空気でもいい)を1,2点加えていただければ・・・
 そうそう、「横レスで恐縮ですが」に応えるクオリアさんの紹介された「~与謝野晶子の弟の詩にあやかって」は、素晴らしいものでしたね。天邪鬼さんも怒っていらっしゃいましたが、同感。今の「排外右翼」というか戦争勢力は、老若男女を問わず、ゆで蛙をいかようにでも、洗脳してしまうものなのです。自らの頭で考える鍛錬ができていない者らは、声高に繰り返される単調な思考や言説に易々とのります。だからこそ、私たちはこうした輩に負けないだけの、鋭い声を、なんども何度も、しぶとく、あげ続けていかなければなりません。
 2月5日、井鍋靖二さん、お仕事、求職中なのですか。
 みんなみんな大変ですね。私も同じことですが、私はそうはいっても、努力次第で何とかなります。指も足も口もうごかせますし、心はいつもいつも、怒りと悲しさで激しく鼓動しています。健康であれば、何とか、歯を食いしばって頑張れる。イラクの子どもたちではないですが、手足を奪われ、劣化ウラン弾に汚染された人々を思い、自分を叱咤激励しています。井鍋さんこそ、ぼとぼち、投稿つづけてくださいね。
 それから、鉄ちゃん。
 本当にお久しぶりです・・・と思ったら、ご病気だったのですか。私の心配どころでなかったのですね。リハビリも終わって(よかったです)、どうか、今後は書き込みやってくださいね。
 あなたとは、金政権やテロに関しては「正反対」とは思っていません。たぶん、ものの見方、方向が違うだけのような気がしています。石原やブッシュ、コイズミの欺瞞が理解できる人とは、私は根底で通じ合えます。今後の議論で、違いは解消できると思っています。こんごともよろしく。
 SKさんへ
 先輩党員としての苦言、ありがたくうけたまわりました。というより、やはり、最初はカチンときました(笑い)。科学的社会主義云々を標榜されるSKさんがどうして、その見識でもって、縦横に今の情勢を語られないのかとおもったものですから。ですが、綱領欄での投稿をよみ、そうした不満は撤回いたしました。
 どうぞ、その素晴らしい学識をもって、イラク戦争から北朝鮮問題を論じてください。わたしの直感と感性が主体の論評に、SKさんの理論を補っていただければ幸いです。
 少しさかのぼりますが、1月5日、北熊さん、正義味方さんのわたしへの苦言に対して有り余るフォローをいただき、とてもうれしかったです。改めて、お礼をいいます。
 そのほか、SENDさん、いつかは、わたしへの忠告に、ムキになってお返しをしましたが、その後、とても誠実なお返事を頂きました。感銘をうけたものの、お返事も出さず、みなさんのフォローにまかせ、失礼いたしました。
 ただ、SENDさんんも含めて、私はいいたいのですが、皆さんはどうして、私ごときの浅学な新米党員の言うがままにしておかれるのかなと、疑問が常にあります。並々ならぬ知識と体験をお持ちの皆さんですから、人の評論の前に、北朝鮮問題といい、テロリズム論といい、明晰な論理を展開していただけないものかとおもうのです。
 こういっては何ですが、私は、かなり、自分の本音をいってきましたが、北朝鮮問題でも、私の異論に正論を挑まれたという手ごたえを一度として、かんじたことがないのです。 さざ波でこそ、持てる知識を存分に語っていただき、わたしに勉強させていただければとおもっています。情勢はまさに、語っても語っても、語りつくせない状況になっています。
 最後に1月19日、国会での院内集会で、緒方靖夫氏へ、とんびさんの「赤旗日曜版の一面にイラク派兵記事がない」旨の投稿文を手渡してきました。事後承諾でスミマセン。本当は市田書記局長にわたしたかったのですが、途中で退席されたものですから。
 以上、いろいろ、ならべましたが、最近、触発され、共感する投稿も新たに目にし、「さざ波もすてたものではないな」とエラソウにつぶやいている自分がいます。しんぶん白旗さんの「デイリー赤旗」なんてのは素晴らしいアイデアですし、ほんとうにこのさざ波は人材の宝庫、宝の持ち腐れはもったいない。みなさん、今日から一歩、主体的に、積極的になりましょう。
 生活=反戦をともに戦いましょう。
 さざ波編集部のみなさんにも、改めて感謝申し上げます。どうか、今後ともよろしくお願いいたします。