党員用投票欄の猪走さんの意見によれば、
大阪府知事選挙で梅田章二候補は505,167票(得票率18.2%)を獲得した。低い投票率の中、昨年の総選挙比例票をほぼ守りきった。
とのことでした。しんぶん赤旗の電子版も同様な趣旨の報道でした。
しかし、4年前の選挙ではどうだったのでしょうか。有力な候補者は太田氏(オール与党推薦)、鯵坂氏(共産党推薦)、平岡氏(自民党及び自由党府議推薦)の三氏でした。今回も、江本氏には、自民党大阪府議の一部が付いたようですので、政党の色分けとしては、今回とほぼ同様と考えられます。結果は、太田氏138万票、鯵坂氏102万票、平岡氏57万票でした。
今回の結果は、太田氏155万票、梅田氏50万票、江本氏67万票です。オール与党組とそれの造反組が、投票率が4%も低下する中で、それぞれ17万票と10万票を上積みしているのです。しかし、共産党推薦候補だけは、50万票も減らしました。
しんぶん赤旗電子版では、昨年総選挙での比例区票43万を上回っての成果と伝えてます。しかし、ある新聞の出口調査では、今回オール与党に加わった社民党の支持者の4割が梅田氏に投票したと伝えてます。無所属で立候補した訳ですから、共産党の基礎票よりも上回らなければ意味がありません。
前回、同じ形の無所属で立って、102万票も獲得したのに、今回どうして、52万票も減ってしまったのか、私は知りたい。