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「大阪府知事選は善戦」への反論を読んで、及び京都市長選について

2004/2/8 猪走、30代

 タイトルが長くなってしまったが「タイトルを読めば内容が類推出来る」よう心がけているのでご容赦願いたい。
 確かに大阪府知事戦での私の見解は迂闊だった。週刊誌報道などを基に「江本氏に票が流れず、梅田氏が守りきった。」と述べたが、前回の鯵坂氏の票を半減させているのを見落としていた。前回は「太田か鯵坂か」とマスコミが煽った事もあるが、梅田氏に鯵坂氏程のカリスマ性を感じなかった。この点を含め共産党は反省すべき点が多々あるのではないか。
 京都市長選の開票が終了した。広原氏は桝本氏の3/4しか取れてない。これからも組織防衛の上から候補者を立てざるを得ないが、最早京都においても非共産陣営に5分で戦えないことが明らかになった。
 しんぶん白旗さんに反論してしまった。確かに新宿駅東口では「赤旗」の販売は無理でも、紀伊国屋書店前では可能かもしれない。これも迂闊であった。
 只、今の党に「赤旗」の街頭販売をするだけの力があるかは別問題である。地区委員会を見ても「赤旗の配達と集金」「各種選挙」「未結集党員の解決」に精一杯で、とても大衆運動に力を注げない状態になっている。そして地方議員は「順調」に減らしている。
 とは言っても、このサイトの一部の投稿者に見られる「共産党は消えて無くなっても良い」との意見には私は与しない。衆議院に続き7月には参議院も1桁になりそうな状況だが、日刊の機関紙を毎朝配達しているのは他党にはあり得ないからである。(公明新聞は聖教新聞と合売だから出来ることだし、印刷も毎日新聞や地方紙に委託している。その為マスコミ・政府・スポンサータブーがある。)
 共産党が「正しい道」を歩み70年代の「大躍進」を再現させるにはどうしたら良いか。皆様と考えていきたいと思う。