(左派が党内にとどまるに足る政党である限りで)共産党全体の革命的再生という旗をあえて降ろす必要はない、と考えるのです。
と前回書きましたが、ここに補足させていただきます。
私がこのように書いたのは、“もはや新党結成しかない”状況になったとしても、その具体的手続きに入る直前まで、党全体の革命的再生という旗を掲げていたからといって、なんら不都合はないのではないか、と考えるからです。
また、「新しい変革の党」の建設を前面に出すよりも、今の共産党の“革命的再生”を前面に出したほうが、党内のいわゆる“まじめな活動家層”にとって、心理的に受け入れやすいのではないでしょうか(つまり党内での左派陣地の拡大上、より有効なのではないのか)。
最後に、今、共産党が右転落や崩壊してしまったら、“後には何にも残らない”という事態のほうが、私にはリアリティーがあるように思えてならないのです(戦前の無産政党の右転落、崩壊の後のように)。
そこから、(「新しい変革の党」建設に向けた取り組みと矛盾しない限りで)共産党全体の革命的再生という目標は、最後まで目指すべきではないのか、と考えざるを得ないのです。
前回投稿で言葉足らずな点があり、まことに申し訳ありませんでした。