2/29天邪鬼さまの投稿について私なりの異論(反論)です。
>自衛隊のイラク派兵、有事法制、拉致問題の喧伝、北朝鮮に対する暴露、その他経 済封鎖六カ国協議のすべてが日米帝国主義による朝鮮戦争の策動である。
>この北朝鮮問題が第三次世界戦争の発火点になりかねない
と述べておられますが、天邪鬼さまの視点はまさしく金正日将軍の立場そのもの
であり、金正日将軍個人を代弁しているように思えます。
以下、その理由です。
有事法制整備もイラク復興人道支援で自衛隊を派遣するのも、マスコミが拉致問題
や北朝鮮の内情を報道するのも、さらに先日実施された六カ国協議も全てが米国と日
本による北朝鮮(金正日政権)打倒のための布石と受け取り、天邪鬼さまご本人が追
いつめられ切羽詰まった心境に陥っている感じがします。
有事法制整備等などはそれぞれに背景があり、実施の経緯があります。
それらが、全て北朝鮮(金正日)打倒という一点に集約され、凍るような恐怖を覚
えて警鐘を鳴らし続けているのに、大多数の日本国民というユデガエル共は誰も気づ
いてくれないという心境かと察します。
恐らく天邪鬼さまにとっては、自衛官の無事帰還を願う黄色のハンカチも、北朝鮮
(金正日)打倒のための一里塚と感じていることと思います。
しかしながら、私は、そこまで深読みし被害妄想に陥る必要はないと思います。
せいぜい、外為法や特定船舶に関する法案が、拉致交渉等を有利にするためのカー
ドにするくらいの話です。
過剰な被害者意識を持つ当事者(北朝鮮=金正日政権)が、内憂外患状態になるの
は理解できないこともありませんが、長壁さまや天邪鬼さままでも金正日将軍個人と
同一人格化し、追いつめられて、「座っても起っても居られない気持ち」になり、被
害者意識が蔓延して、日本は戦争国家になったとして、日本国民を総ユデガエル論で
切り捨てるのはあまりにも滑稽です。
また、北朝鮮問題が第三次世界大戦の発火点というのも無理があります。
これは、北朝鮮(金正日)の恫喝外交を代弁しているに過ぎません。
長壁様の北朝鮮問題投稿に日本のやくざ外交というのがありましたが、多くの日本人
は逆に北朝鮮のやくざ外交に日本国政府は翻弄されていると感じています。
北朝鮮(金正日政権)に米国やその同盟軍との戦争を企てる意志はないと思います
し、むしろ逆に、米国に金正日体制を保障して貰うのを願っているように思えます。
万万一戦争が起こったとしても、第三次世界大戦と云えるだけの戦争を起こす力量
もありません。
金正日将軍になりきっている天邪鬼さまにしてみれば、大まじめであり、心からの
叫びであるとあることは理解できますが、もう少し、客観的な観点からの議論を望み
ます。