「北朝鮮」スターリニスト反動やイスラム反動は本質的に反革命であり、一貫して戦う労働者階級の連帯には敵対してきた。彼らが下したテロは白色テロである。その本質は抑圧であり、暴力であり、搾取の温存である。彼らのイデオロギーは人間と人間が対等な立場で議論する事を封殺し、一方的な命令によって弾圧し、支配し続けてきたのだ。ここには精神の自由はない。しかし、この家父長的な支配は誰がもたらしたのか? 誰が選択の余地を奪ったのか? 西洋的民主主義はわが国には合わない? だから、大人しく一部の者に従うのがこの国の流儀? それならば、石原・中曽根・小林よしのりには反対できない。日本には日本の考えがある。よって、我々には従えというのと、イスラムにはイスラムの考えがあり、朝鮮には朝鮮の考えがある、よって、従えというととは何も違わない。問題は日本の中に「北朝鮮」的思想が、アメリカの中に「タリバン」的思想があるという事だ。家父長的監獄は自由と民主主義を押し付けようとしているはずの日米の中にあるのだ。ブッシュの支持層はキリスト教原理主義者であり、文字通りのカルト的な宗教教科書がアメリカでまかり通っているのだ。ブッ・・・(文字化け)・・・なのだ。
アフガンで左翼機関紙があり、まがりなりにも政権交代が可能であった時代があった。これが米ソの介入によって、タリバン以外の選択肢を奪っていったのだ。米ソの介入は、アフガンの政治を百年前に引き戻した。一体、ポルノ女優や姦通罪で訴えられた女性が石打の刑にされながら、姦通罪で訴えられた男性はとがめられず、隠れてポルノを鑑賞できる社会、同性愛者というだけで死刑になる社会を伝統尊重せよ!で容認できる者がいるとしたら、私はそれは左翼ではないと断定する。それは反革命であり、反動の立場でしかない。イスラム反動がこれまでどれほど、イスラム諸国で民主主義に敵対し、労働組合員や革命的左翼・反戦主義者を虐殺したか? この犯罪は左翼であれば、許す事はできないのである。イスラム反動の左翼への容認できる者は反動であると断定する。アメリカがこれまでいかにイスラム反動を利用して、中東地域での左翼弾圧をしてきたかを考えるべきである。イスラム反動は、言論を異論を潰し、社会をファッショ化させた尖兵なのだ。タリバン兵への残虐テロも、北部同盟・タリバンがアフガン左翼にしたテロも永久に許し難いし、このようなものを伝統尊重で容・・・(文字化け)・・・。現在の日本の行動が一体、「北朝鮮」社会の民主化にどれほど役立っていると言えるだろう。「北朝鮮」の武器輸出・平和目的での核開発に反対しても、日本自体はさらに軍事技術共同開発をアメリカ以外とも進めると言っているのだ。日本の同盟国アメリカは世界最大の軍事核大国であり、しかも日本は「軍事目的での核開発は放棄する」とも言ってない。これで、どうやって交渉しろというのか? スターリニストやイスラム反動の残忍で非人道的なテロ支配は半端なものではない。日本の左翼があの体制にいれば皆殺しにされる可能性があるのだ。君が代のピアノ伴奏を拒否して解雇された教師にかかった以上の圧力が「北朝鮮」やイスラム反動の支配する国家ではかかるのだ。絶対に我々は朝鮮労働党の裁判官に、恣意的に一方的に裁かれる方の身になるべきだ! フセインや金日成は途方もない殺戮と監視体制によって権力を維持してきたのだ。金日成は韓国のトロツキストを朝鮮戦争のどさくさに皆殺しにした。イラン共産党はホメイニの、イラク共産党はバース党の一味と凄まじい銃撃戦の末敗れたのだ。しかるにこのような独裁的なファシスト反革命を生んだのは、地元の価値観のただ・・・(文字化け)・・・。