戦争反対のビラ配布をするだけで、道公法違反、住居侵入容疑、国家公務員法違反など、いろんな法律の拡大解釈で良心から行動する方達が逮捕されています。公務員が政治活動をしてはいけない、と政権側が今、改めてメッセージを出すのは、3/20がよほど気に食わないのでしょう、公務員の集会参加を意図的にためらわせたいのでしょう。
まさに戦時下。歴史を振り返ると、イラク派兵が軍事国家への路線転換の、この頃の思想への介入は治安維持法の、既成事実化にほかならないとつくづく感じます。
この「いまは戦時下」という私の実感と、長壁さんの中でふつふつとわきあがる感情と、共有できるものがあるかな、と勝手な想いを抱いております。
北朝鮮欄でのオームさんへの長壁さんのことばにアレルギーをおこして私の感じたことをかきましたが、あれ以来、長壁さんは怒りなどの感情をストレートに表現されていたのが、いったん感情を噛み砕き呑み込んで、より一層ことばを大切に使うようになったとの印象を抱きます。そのせいか、長壁さんの気持ちが文章を通じて、伝わってくるようになったように感じます(もちろん、私の知的水準では追いつかない論戦もありますが…)
話が横道にそれましたが、私にいま出来る反戦の意思表示としては、日比谷に行くことに尽きると思います。いま訴えておかないと、もっと事態は、戦争に動員されていることに気づくことさえできないまま、戦争の加害者にも、被害者にもなってしまうと思うのです。
共産党は反戦を叫びながらも、護憲のための結集を呼びかけながら、まだこれらの事案を、党の勢力拡大に利用したがっています。いまが戦時下という認識が薄いのでしょう。このサイトでも呑気な党員さんが、わんさかいることに、この国の行く末が恐ろしくなります。
戦時下というのがオーバーだと思う方には、これが杞憂で終わればいいじゃないか、と訴えたいです。
党も80年の歴史を事あるごとに自慢する前に、昭和前半の状況に酷似している今を、再び惨禍に至らないようにするリーダーシップを発揮してほしいです。縄張りより大切にすべきものが、今だからこそ山ほどあります。