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夜の１１：３０分に警察がーー非常識極まりないですね。噂ではきいていましたが、ほんと、「いろいろかぎまわっている」のでしょうか。
私もバッグとられて、二十分後きた警官二人にいろいろと実施検分、ついで、交番で約一時間以上、バッグの色だの長さだの、中身だの聞かれました。
被害者の私は、黒いスタンプに指をのせ、なん箇所か、指紋を取られました。初めてのことでしたが、「まるで、指紋押捺の強制みたいですね」とぶつぶつ言いながら、「なぜ、被害者がこんなことする必要あるのですか」ときくと、「もし、仮に見つかっても、本人のものと確認する必要があるから？」とか。「じゃあ、日本列島共有のお金はどうなんだろう？」と思いましたが、いい加減疲れていたので、どうでもよくなりました。おもいっきり、べたりべたりと、力任せに押してきたのです。こんな私はウソの自白も簡単かなと思ったものです。
そもそも、私は、住基ネット導入で全ては覚悟しました。これで何か手違い、あるいは故意に、いつか落とし穴が待ち構えていると・・・ネットで過激なことを喋り、反戦の署名をし、集会で喋り・・全ては、ブラックリストにはっきりと載っているはずです。因みに、国会の院内集会でさえ、幾つも防犯カメラの下を抜けなければ、会議室に入れません。
ですから、皆さんの多くが極力個人情報を隠すのは当然だと思います。でも、私は、また、どうせなら、徹底的に開き直って、なにも悪いことをしているわけではないのですから、「戦争反対を堂々という」ことが大事かなと思っています。ブッシュ、コイズミが狂人であることも、ヒットラー張りであることも、あちこちの雑誌に載ってます。
個人情報保護法案を嵩に、権力者の個人を誹謗のかどで罪にとわれるということもあるのでしょうか。
おりしも、「噂の真相」が休刊になり、ニュースステーションの久米氏が退場、何とか、言論の自由のバロメーターともいえる雑誌・メディア人が消えていきます。
ましてや敵はますます、大反動です。辺見庸さんが、今の反戦を称して「反動に見合わない」とおっしゃったとか。確かにその通りで、動きも１，２年遅く、戦争の本質も理解できているのかどうなのか、心もとないこというまでもありません。
ですが、昔と違って、情報は多種多様。新聞、メディアが嘘っぱちを書けば、インターネットであちこち、暴露してまわり、たちまちのうちに真実は世界を周る（大げさかな）。
日の丸・君が代で、すさまじい弾圧が行われているが、先日ＴＢＳでは、板橋高校の卒業式に、君が代斉唱のとき生徒２００人が立たなかったとかの取材を放映していたが。座っている生徒に民主党の土屋都議が「立て！」とまるでやヤクザ調で言ったことは報じられず、そのあと、元教員の父兄の方が「思想信条の自由」を子供たちに説明しようとするや、監視に来ていた面々につかみ出された場面は、放映されていた。
その後、民主党の土屋都議の後押しで、都教委の横山氏に処分のようせいがあり、・・・そして、今日の夕刊（３／３０）では、卒業式の「君が代」起立せず、教職員１８０人を処分とある。都立の養護学校等に「日の丸・君が代」の実施規定の通達をだした都教委であるが、この強制に屈服せず起立しない教職員もいた。
このように、石原都知事の強制は、今にも自衛隊の戦死広報を受けての構えであるが、こうした教職員の戦いを私達親は、黙ってみているわけにはいくまい。
大事な多感な思春期であるこのとき、国のこうした暴挙に対して屈服せず、生活を犠牲にした教職員の信念は素晴らしいと思う。私はせめて、ＴＢＳへのＴＥＬと友達にもかけるように、促したのみにとまっているが、今踏ん張らないと、ここは地獄への道行きとなるだろう。
さあて、このように、弾圧は、分かりやすい形で、リアルに実行されている。ここさざ波では、もし万が一、弾圧されたなら、みんなで団結できる体制が望まれる。そのためにも、大樹の陰さんのように、警察とのヤリトリを逐一証拠として、残しておくことも必要である。
それにしても、戦争というのは、何時の時代でも、どこの世界でも、こうして、一つ一つ、煽動された積み重ねが重しとなり、システム化されたなかで、普通に呼吸をしていくことによって、完成していくものだ。まさに生活との戦いであり、それは命との戦いである。しかも、日々厳しくなっていく戦いである。