2004/3/15 理鎌倉太郎、30代、サラリーマン
3月11日付の長壁さんより私に多くの質問がきたようです。先日の投稿内容が憲 法についてだったので反論が来るであろう事は予想していました。私なりに箇条書き で回答します。なお後半は逆に長壁さんへの質問となりますのでぜひ回答されること を望みます。
1.長壁さんからの質問に対する回答
(Q1)鎌倉太郎はどちらから見ているのですか?
(A1)右から見ているのか?左から見ているのか?という意味なのか「神にでもなっ
たつもりで見ているのか?」という意味なのかいまひとつわかりませんが恐らく前者
の意味と思われます。
私は中道の立場(創価学会員などではないですよ)で言っているつもりなのですが長
壁さんから見ると私は「極右」に映るのでしょうね。
なお念のために言いますが私は「公安関係者」などでは無いですよ。来月から転勤予
定のサラリーマンです。断言します。「まわしものではないか?」と言っている人に
よろしくお伝え下さい。
(Q2)美濃部都政について
(A2)私は美濃部都政の「財政無視の政策」を「批判」はしましたが「誹謗」した
覚えはありません。
別に公営ギャンブルを廃止したり公務員の賃金を上げてもそれ自体はかまわないと思
います。しかしながらあれだけ法人・個人からの潤沢な税収がありながら(当時の中
国の国家財政に匹敵していたのですよ!)最終的に1000億円以上の大借金まみれ
にして去ったのは「都知事としての資質を疑う」と
言ったまでです。もちろん今もその考えに変わりはありません。繰り返しになって恐
縮ですが私はその次に都知事になり、わずか3年で「20億円の黒字」にさせた鈴木
俊一知事を賞賛する者です。もし鈴木知事がいなければ今頃、天文学的な借金のツケ
は長壁さんが住んでいる東京都民に跳ね返ってくるところだったんですよ?
余談ですが私は別に石原現都知事に対して別に特別な支持はしてないですよ。逆にな
んで長壁さんがそんなに石原都知事の言動に「過剰反応」するのかわからないくらい
です。都知事に「徴兵する権限」なんてないのですから冷静に聞き流せばいいのでは
ないですか?彼が「大臣」か「国会議員」ならわかりますが彼も「都知事」で「アガ
リ」でしょうから
むしろ左翼の人にとっては一安心なのでは?
(Q3)なぜこのさざ波通信で「改憲案」を主張するのか?
(A3)日本共産党に一刻の猶予が無いからです。
今、このまま「護憲護憲」で夏の参院選に臨んだらどんな結果になると長壁さんは考
えていますか?
確実に昨年の衆院選同様「惨敗」しますよ。もっというならさらにその次の選挙で
「国会議員全滅」の恐れさえありますよ。今、置かれている状況をきちんと把握して
いますか?
話を憲法の話に戻します。
日本共産党は「天皇制をいつかは廃止」したいのではなかったのですか?ならばいつ
かは必ず「天皇制を否定した新憲法」を制定することになりますね。
そのへんは長壁さんはどうお考えですか?私だけではなく多くの人が「素朴な疑問」
に思っていますよ。
9条に関しては先日の投稿の通りです。
長壁さんは「共産党を右に持っていくというよりは左部分をそぎ落として消滅させる
作戦です」と言われますがそれは違います。
非自民・非民主の「第3勢力」として国会で残ってほしいが故に「具体的な政策」を
「提案」しているのです。「現実味の乏しい」「抽象的な政策」を垂れ流し続けてい
る今の執行部の体質を改善させたいのです。何度も言いますがこのままでは「自然に
消滅」しますよ、共産党は。長壁さんはそれでいいのですか?
(Q4)戦争することによって得になる国益論でも堂々と語ったらどうですか?
(A4)あなたは私の投稿をきちんと読んでいますか?
一体いつの投稿に「戦争賛成」などと書いていましたか?何度も「戦争は反対」と言っ
ているはずですが。よくお読み下さい。
2.鎌倉太郎から長壁さんに質問(回答は任意で結構です)
(Q1)長壁さんは「日本共産党単独政権」が実現するとお考えですか?もし実現し たら「複数政党制は認める」のですか?
(Q2)3月11日の投稿にある「主体的主張は無くオーム的な繰り返し論」の意味 がわかりません。もう少し「具体的に」「いつの投稿」で「どこの箇所」が「オーム 的」なのか指摘していただけませんか?さすがに質問が「曖昧すぎて」回答しようが ありません。
(Q3)このままでは共産党は議席を失い、それこそ「国家権力側」が喜ぶと私は思 うのですが「従来どおりの路線」を進むのでしょうか?
(Q4)金融機関にお勤めの長壁さんは「経済・金融」分野で何か「提言」したい事 はありませんか?専門でしょうから個人的には思うことがあれば聞いて見たいのです が。
(Q5)もし小泉内閣が退陣した場合、次期首相には誰が一番ふさわしいと考えてい ますか?また他の大臣で就任させてみたい人物がいれば合わせて教えていただけると なおうれしいですね。