天邪鬼 殿
いい雰囲気伝わって来るよ。
年々歳々 花相似たり
歳々年々 人同じからず
比の翁の白頭 真に憐れむべし
比れ昔 紅顔の美少年
(劉廷芝「白頭を悲しむ翁に代わる」)
(拙訳)
今日花を見ている自分と、来年もこの花を見るであろう自分と は、決して同じで
はない。人間は一年一年、確実に歳をとり、
衰えて行くのだ。
華やかな生活を楽しんだかっての美少年が、今は老残の姿をさらしている。
天邪鬼 殿
小生も、酒はうわばみで、若い頃は、赤提灯、縄暖簾の梯子酒で、よく飲みました。
でも最近は、晩酌、独酌、家の中。
花間 一壷の酒
独り酌みて相親しむ無し
杯を挙げて名月を迎え
影に対して三人となる
(李白「月の下に独り酌む」)
(拙訳)
花の下に、酒を一本さげて来たが、一緒に飲む相手がいない。ところがそこはよく
したもので、折りしも月がさし昇ってくる。月に向かって乾杯、そして月の光に、わ
が身がうつれば、三人になった。
こんな境地で、こよなく嗜んでいます。
天邪鬼 殿
小生の顔や背丈が判るとか、誤解のないように、イメージ・アップのために、ワン
ヒント差し上げます。
背は高からず、低からず。声は渋いバリトンで、顔は苦味ばしり過ぎたいい男。こ
れで検索して下さい。
もしかしたらフリーズしますよ。
酒を一緒に飲みたいなーって、思う人が、小生の一番の友達です。それが一番正直
な物指しだと考えます。飲むと色々な癖が出る。先ず、本音が出る。そんな時にこそ、
その人が判る。
ただし、当方がそんなに酔っていなければ、結構正確に当たる。それによって、次
に一緒に飲みたい・飲みたくないと云う基準が決まる。「今度、また飲もうよ」と声
がかけられるようになる。逆も真なるか、その精か、最近とんとお呼びが掛からない。
天邪鬼 殿
こんな時は、独り酒、手酌酒で、演歌でも唄いながら、老いの坂でも転がりますか。
「人を恋うる歌」など、どうですか?
妻をめとらば才たけて
みめ美わしく情ある
友をえらばば書を読みて
六分の侠気四分の熱
恋の命をたずぬれば
名を惜しむかな男ゆえ
友のなさけをたずぬれば
義のあるところ火をも踏む
汲めや美酒うたひめに
乙女の知らぬ意気地あり
簿記の筆とる若者に
まことの男君を見る
天邪鬼 殿
今宵は、いい塩梅に出来上がりました。
小生は、目下、身障者の送迎バスに乗務しています。
毎日が充実した、それは楽しい日々です。純真無垢な子供たちと一緒で、本当に幸
せです。時には、彼等と歌を唄い、身体を抱き合いながら、喜怒哀楽の情を分かちあ
いながら、この子たちのためにもと、反戦・平和を祈らずにはおれません。3月20
日は、彼等のリクリエーションのため参加能わず、残念です。是非宜しくお願い致し
ます。