今、パレスチナが、アラブがそしてEUがいやアメリカを除く全世界が、シャロンの暴虐に対して怒っている、抗議している。
パレスチナでは15万人が抗議の集会を開催しヤシン師の死を悼んだ、我が小泉純一郎すら暴力の連鎖と言う形容詞を付けながらも、シャロンを非難せざるを得なかった。
だが赤旗の記事を見て驚かされる、相変わらずの客観的立場と「何でも無差別テロ反対」の立場にしがみついたままだ。
日本共産党の党員や支持者がイスラエル・シャロンのパトロンではあるまいにー。
そして「ハマス」の解説が振るっている、曰く「イスラム原理主義過激派・テロ組織」だと、それしか書かない、赤旗はいつから産経や読売と同じ立場をとるようになったのか、ハマスがなぜ他の党派と違いパレスチナの人々の根強い支持を得ているのか、その原因を十分知りながら書かないのだ、ただ喧嘩両成敗的に暴力の連鎖を非難しているだけだ。
全く小泉純一郎と同じ立場である。
こんな新聞を誰が信用し誰が信頼するのだ、こんな記事にどうして130%拡大があるというのだろう。
確か赤旗のコマーシャルは「真実をつたえる赤旗」ではなかったのか、赤旗読者の大半が、朝日や毎日、共同通信系の新聞を買って情報不足を補っている事になぜ気づこうとしないのだろう。
真実を見つめる勇気を持たない新聞はもういらない、チャレンジを忘れたジャーナリズムは誰も買わない。