さしたる論議も無いまま2004年度予算が決まっていく。年金問題や雇用の問題や金融の再生などなどこれほど重要案件山積みの年度も珍しいのに「論議がほとんどない」とは一体どういうわけなのだろう? 首をかしげたくなる。
ほとんどのマスコミは「自公与党案」に対して疑問点を指摘(例えば年金)するのみだし政治評論家の森田実氏に至っては「大マスコミは与党の応援団」とマスコミ批判する有様だ。他の評論家のコメントを見ても「与党」か「大マスコミ」に対してしかコメントを発していない。
私は言いたい。くどいと言われることは重々承知しているが何度も言いたい。「野党は雁首そろえて何やってんだ!!」と。どいつもこいつも与党案に対して「批判」はするが「おたくの党ならどんな予算案を組むのか」全く提示しないのだから有権者からみたら野党など「税金泥棒」でしかないではないか!
政党を野球に例えて恐縮だが今の共産党など「自公ジャイアンツ」の「小泉投手」の投げるボールに全然バットも出さずに「四死球」狙いしか考えていないようなものである。対案という名の「バットを振る」行為が皆無なのだから選挙という名の「試合」に「惨敗」するのは当たり前ではないか!
小泉投手は自身のスキャンダルという名の「死球」に気をつけさえすれば野党各選手から「三振」をとりまくれるのだから楽なものだ。小泉投手の球は決して打てない球ではないので余計に歯がゆい。
明日からでもいい。「我が党が政権を取ったらこういう政策や法律を断行、施行する」と提示してほしい。まずは小泉投手が苦手としている「経済」政策から突破口を探ることを鎌倉太郎は個人的に提案したい。
これまたくどいが参院選まで時間が無いのです。バットを出して打ち返して与党から「得点」して下さい。かつての「消費税導入・リクルート疑惑」の時代のように「押し出しと与党のエラー」で「大量得点」が入る時代ではないことを共産党の皆様は早く認識してほしいのですが・・・。
(KM生さんへ)はじめまして。3月17日付で「美濃部都政」に対する反論文を拝見しました。返事が遅れてしまい申し訳ありません。個人的な事情で恐縮ですが転勤で関西に引越し及び仕事の引継ぎなどのため返信は4月以降になることをお許し下さい。私もあなたの反論から初めて知った部分も結構ありましたので私ももう一度調べたうえで投稿したいと思います。
尚、あなたの文章の無駄の無さ、論点のわかりやすさ、そしてなにより政治に対する情熱の高さを強く感じたことを付記します。