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狂気に向うこの国にいて

2004/3/10 長壁満子、40代、金融

(回答先: 中国人と韓国人は累計的に犯罪率が高いので、マークをつけて「市民の安全を守る」制度を試験的に導入します。 投稿者 能面一家=天皇 日時 2004 年 3 月 10 日 13:30:23)

 今現在でも、すでにこの「差別犯罪」はやられていますね。
 まず石原氏のイデオロギー洗脳がすさまじいことは周知の事実ですが、効果はかなりのもののようです。北朝鮮の拉致もさることながら、日本人のおびただしい凶悪犯罪の中に、一件でもアジア系外国人の犯罪があれば、あるいは疑われれば、それこそ鬼の首でもとったかのように狂喜する。
 そうでなくても、日本人学校や定時制中・高校あるいは都立の学校を根絶する動きを率先し、社会的弱者や在日の生活をことごとく、困難にし、いわば生存できにくいような政策を都はとっているのです。こうした恐ろしい非人間的な政策がなぜか、どんどん実効されていきます。石原プロパガンダの最たるものでしょう。教育現場では言うに及びません。弱いものから、弱いものから差別が拡大していきます。
 カラス対策でも然り、鳥でも鯉でも猪でも、みんな生き物です。ペットでも家畜でも、野鳥でも、人間との共存の延長にあるものです。それを、ある日、突然、えさを奪うというやりかたで、あるいは巣ごと親鳥が見ている前で、掃討する。東京都の職員はさぞや、気持ちの悪いことでしょう。
 最近は原因も対策もできていないインフルエンザにニワトリが罹ったというだけで、大騒ぎ、スワッ! ニワトリ全滅作戦です。養鶏場の夫婦を自殺にまで追い込む。それまで、生ごみ出し放題、食べ放題だったカラスにしてみれば、家族のえさを捜し求めるのは当然のことです。私は、生命力のあるカラスに、そのうち、人間が襲われやしまいいかと、本気で心配しています。だって、どんなに頑張っても、最後の一匹まで殲滅することはできないのですから。人間でも動物でも、最後の最後は抵抗するでしょう。鳥の死骸にカラスがたかっていたなんて報道がありましたが、これで、カラスの掃討作戦が一段と激しくなるのでしょうか。今現在、夜半でも鳴き声がうるさく、安眠妨害をされています。これもまた、私は戦争のひとつと解しています。
 なんか、この国はまことに、日々日々、狂いつつあります。
 日本という国全体が、ヒステリー国家状況に粛々と邁進しているという気がします。
 ほんとうに、この先向うのは、生き物のなかに人間が混じった死骸が転がっていても平気な神経の人間がふえることでしょうか。その頃は戦死情報がいくつか舞い込んでいることでしょう。
 支配層が戦争の根源である差別感情をとことん利用しているのはわかりますが、そんなにしてする戦争が、どう考えても、私には石原氏や小泉氏にとっても得策であるなどとおもえません。
 おびただしい生き物や人間を犠牲にした幸福が長続きするとは思いませんし、いくらあと10数年ぐらいのこととはいえ、それぞれ家族も居るのでしょうし。
 なによりも、石原氏等にビジネス以外で、魅力を感じる人々に私はうったえたいものです。ほんとうに、あなた方の人生は、今の流れの上で幸せがもたらされるのですかと。なにか、やけくそになってませんかと。
 思考停止したうえに、じわじわと生活圧力がかけられれば、生活人は弱いものですが、ここで負けたら、それこそ、座して死を待つことになるのではないでしょうか。なんか、たくましそうな、強い石原氏が魅力的に見えるのでしょうが、本質がみえていますか。 かりに、あなたが特別な世界にいきているかたでも、おびただしい血や憤怒の上に胡坐をかいても、心穏やかではいられないでしょうと思うのは、余計なお世話でしょうか。
 それにしても、1万派でしたっけ、中国の空からバサッと鳥が落ちてきたという報道があったのは・・・それから間もなくの鯉、鶏汚染事件です。アジアに拡がるこれら事件を考えても、私たちは、なにか、大きなものを見失っているのではないでしょうか。
 一人一人が今「譲れぬ戦い」に立ち上がらねばならないときのような気がします。          (長壁満子)