寄らば大樹の陰さん
しばらくおみえにならないので、本気で心配しておりました。以前、自衛隊の方と
駅でお話したという投稿もありましたので、もしや・・・とあらぬ不安がよぎったの
です。お会いできてよかったです。わたしがお休みしていた間にみなさんからいただ
いた心配を今度は私が体験いたしました。さざ波を読んでくれている若者の中には、
私がもしや事故か右翼にでもやられたかと、本気で心配してくれていた青年もいまし
た。
さて、伝言板での情報に、火花さんがよせてくれてますが、2月27日、「立川自
衛隊派遣(反対)テント村」を警視庁と公安が弾圧・不当逮捕とのこと。何でも自衛
隊員の官舎のポストに、おすしやピザ、住宅メーカーのチラシと同じように、「イラ
ク反戦のチラシ」を配布しただけで、お縄になる時代がきたのです。さきに公園のト
イレでしたか、「イラク戦争反対」の落書きをしただけで、実刑?でしたか。人権蹂
躙のポスターや落書き、出版物は未曾有にあふれるままにしておきながら、むしろ推
奨しながら、戦争に異議をとなえるものは刑罰ですってよ。
そのうち、こうして、擁護するものまで、共謀罪とやらでひったくられる日がきて
いるとおもいます。
この件は某団体名で抗議のメッセージを送りましたが、どうか、みなさん、「本物
の左翼」なら、本物の「平和志向」なら、呼びかけ人の大沢、重松さん(いずれも市
議)に是非、応えましょう。
大樹の陰さん(愛称とおもってください)、3.1独立運動にふれられたのはあな
たお一人です。私は阿修羅でちらっとふれましたが。
天邪鬼さん、K さん、差別と戦争構造を身をもって、検証告発していただいたのは、
私達ゆでがえるへの強烈なインパクトになりました。足を踏む側の鈍感さをどうかこ
れからも、指弾し続けてください。ゆでがえるは固定していません。いつか、ゆでが
えるも覚醒するときが必ずまいります。治療が荒療治が必要な時にきています。
自分の足が一本でも、傷つけば、それなりに気付くでしょう。相変わらず、ふにゃ
ふにゃの御仁があまたこのさざ波にはいらっしゃいますが、もはや、この方たちに一
いち関わっている暇はありません。
私たちは詩人でも文学者でも、医者でも、障害者の親でも、そんなことはどうでも
いいいのです。立場や所属を超えて、要は今、「戦争」というおぞましい殺戮が世界
で実効され、平和憲法を持つこの国がその殺戮に先陣を切って暴走しているという事
実です。
その現実を前に、私たちは親として、妻または夫として、子として、日本人として、
どうするべきなのかということではないでしょうか。
私への「ゆでがえる」論に興味のおありのかたは是非、「茶色い戦争」をお読みに
なってください。また、その異議申し立てを、言語破壊者・憲法破壊を目論むコイズ
ミ・石原等権力者にむけて、舌鋒鋭くしてください。
弱いものいじめはみっともないですよ。上から下まで、いじめの構造が国家システ
ムにきりかわり、戦争遂行のレールが敷かれているのですが、あまりに素直にゆであ
がられると、怒りよりも気が萎えてしまいます。
共産党もここにきて、今まで隠していたかに見えた本質をぽろり、ぽろりと露骨に
だしてきましたね。
3月4日、しんぶん赤旗は一面から、仰々しく「ビラ配布の男性を不当逮捕」と、
警視庁の弾圧を告発していますが、ならば、いままで数かぎりなくあった、一般市民
への許しがたき国家権力の弾圧には、どうして、ひかえめなのでしょうか。容認なの
でしょうか。
すでに触れましたが、自衛隊派遣反対のテント村にたいする弾圧に触れた記事はい
まだお目にかかっておりません。
一昨年の神奈川の市議でしたか、議場での日の丸掲揚の件で反対したふたりの女性
市議が不当な圧力をうけましたが、この件でも、ずいぶんおざなりなものでした。障
害者差別の件でも、皆さんが記されたように、共産党の人権感覚を疑うに十分なもの
です。共産党の差別体質は身内優先です。
「日出ずる国から来た我々がイラクの復興に」などと語る超ゆでがえる指揮官を野
放しにして恥じない日本国なのですから、共産党だけを攻めるのもなんですが、ここ
までド蛙ぶりをみせつけられれば、何おかいわんやです。
自分がかなわないモノ、人、国を根拠のない侮蔑をすることで、優越意識をもち、
劣等感ないしは罪の意識を隠蔽する。こうした永遠の愚かさでいきのびようとする日
本人の劣勢、アメリカの虐殺の歴史と非常に酷似した意識下にあるといえます。
この度のイラクでのテロ、朝日新聞の愚劣ぶりはいうまでもないですが、共産党ま
でがここにきて、あからさまな本性を見せ始めたのには呆れます。どうせならあと少
し、選挙まで、うまく演出できなかったのでしょうか。
共産党お抱え記者のようになっている森住卓氏からの電話での取材報告記事(3・
3しんぶん赤旗囲み記事)、署名入りではないですが、私が認める坂口明氏でないこ
とは確かです。
私はこの記事を森住氏が「頭に血が上っているから」電話で興奮してしまったと受
け取ってはいません。最終部分は恐らく赤旗記者の無邪気かつ主観的な捏造であろう
とおもっています。党から脈脈と受け継がれている悪しき旧弊、民族差別、マイノリ
ティー差別の上にあぐらをかいた記者が、党に忠実にそのマインドコントロール下で
書いたものでしょう。ここ一連のオーム被害者シリーズにも、そうしたおぞましい意
識が顕著に感じられるものがありました。
共産党の度し難い差別・人権蹂躙はいまにはじまったことではないでしょうが、か
りにも、新聞というジャーなナリズムの分野での人権感覚は、普通程度にはあっても
よさそうだとおもうのですが、オーム被害の記事に関しては同じコトをとりあげても、
朝日の方が節度があるといえます。
先の森住氏は、ジャーナリストととしての自負があるなら、この赤旗記事を訂正さ
せるべきだと思います。あなたのこれまでのジャーナリスト生活は、この赤旗編集記
者によって、大きく傷つけらました。おそらく、私の勘ですが、先にオーム被害シリー
ズを書いた記者と同じ人物でしょう。
森住さん、赤旗を読む読者は、ゆでがえるばかりではありませんよ。参考までに、
阿修羅での今回の大規模「テロ」をめぐっての視点と議論を掲載させていただきます。
投稿者 ああ、やっぱり 日時 2004 年 3 月 01 日 00:06:41:5/1orr4gevN/c
アパルトヘイト暗殺集団の残党がイラクで暗躍 米軍と契約、暫定統治評と協調
共産党にあるおどろおどろしい差別意識は、もう、修正できるようなものではない
かもしれません。さざ波にしつこくある「ある種の空気」がそれを十分証明している
かもしれません。
ともかく、3月20日、共産党は芝公園からスタートして、午後一時、日比谷に合
流しなさい。これ以上墓穴をほりたくなかったら。これ以上軽蔑されたくなかったら。
これ以上、ゆでがえるを増殖したくなかったら。
3月20日、同志のみなさん、お会いしましょう!!
(文中、バグダッドからの森住卓氏の電話取材を報告したのは岡崎衆史記者でした)