あなたとは完全に、「時代の空気」を共有できませんね。
たぶん、あなたと私は、住む世界も時代も違うようです。
「北朝鮮批判」を批判しているわけではないと、スパルタクスさんへの返事に釈明しましたが、どうやら、わたしの解説では、理解していただけないようです。もう、わたしの言葉の能力の限界こえていますので、あなたとの交流はあきらめましょう。
あなたが、多くのあるいはさざ波の考えを代表するものではないとおもいますので、私は、残念ながら、今までのスタンスを変えません。
ところで、私の過去の原稿をひっぱりだしていただいて、感謝いたします。あんなことをいっていたのですか、と改めて、感慨深いものがありました。
ですが、私は、過去も今も、そうした考えは変えておりませんし、異論はうけいれます。ただ、状況が急回転し、目の前に火の粉が舞っているときに、明らかな建設的な意見といえない、むしろ、他でも繰り返された(右翼の暴言に通じるもの)、意図的なニュアンスを感じ取ったものには、それなりのものをお返しします。
赤根さん、あなたが、普通の一生活者として、私への意見を言われるのはかまいませんが、戦争って、そのような「あなたの普通さ」が利用されるのですよ。
あなたが、おとなしく、温厚に常識的な日々を送っていらっしゃるまさにそのことが、戦争推進の潤滑油になっているのですよ。沈黙や付和雷同こそが、戦争のもっとも効果的なガスバーナーです。時代の空気に敏感になれない人は、しかたありません。今現在、足下からあがっている煙が見えないお方は、そのまま、安らかに余生をおすごしくださいませ。
ただ、最後に言わせていただきますが、チラシ配布で逮捕の件、自衛隊の件でも、共産党の件でも、これは恐ろしい戦時下の弾圧そのものですよ。こんなことより、「拉致問題だ」ではなく、敵のシナリオは、拉致問題があるからこそ、有事法案であり、イラク戦争なのです。「敵のからくりに何時までも乗らないでね」と、いうのも、もうくたびれました。
このさざ波で、こんなことで私が熱弁を振るわなければならないなどとは思いもしませんでしたが、私たちは確かに火中にいるのです。戦中なのです。どっからみても。
一度、過去の戦争が起きたときの社会状況と国民の意識といったものを、検証してみてくださいませんか。皆さんの意識と驚くほどにていますから。
最後にさざ波編集部は、そろそろ、このきな臭い空気に関する見解と警鐘を改めて公開されるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
まさか、さざ波編集部までが、党にあわせていらっしゃるとはおもいませんが、どうも、このさざ波の先輩方が肝心なときに沈黙をされているようで、まこと不気味ではあります。
PS:私の主張にエールを送っていただいている、顔も名前も知らないかたがた、100人以上の若い方々の建設的な意見に多いにはげまされています。私は3月20日、日比谷にいきます。どうぞ、若い方々もお友達をつれて、結集してください。天邪鬼さんをみつけだそうとおもっています。