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RE:>鈴木東民

2004/4/2 天邪鬼、60代以上、画家

  ひさかたの ひかりのどけき 春の日に
    しづこころなく 花ぞ散るらん
 h.pまた現れました。「一日一歩、三日で三歩。三歩あるいて二歩さがる」悪戦 苦闘です。現れたホームページに「季節のない街」此花の正連寺川の「殺風景」な風 景を入れておきました。殺風景は情緒があるものですな。僕は絵の中にサービスを入 れるのが嫌いなんです。さくらも描きたてのほやほやのを2枚入れたよ。
 「世の中は 三日見ぬ間の 櫻かな」
 明日描こうなんて思っていたら葉桜になってしまうからインスタントラーメンみた いにさっと炊いたらすぐできねばならないのです。ぼちぼち反骨の画家の面目にかけ てえぐいのを入れたよ。慰安婦の絵と三光の絵です。そればかり入れると右翼にやら れるだろうな。反戦画の大作を何枚も書いたのがあって、おいおいh.pに入れてい きます。神戸の震災の時に毎日自転車で被災地を走り回って40枚ほどのスケッチ と4.5枚の作品があるがあれもこれも入れるとパンクするので折を見て入れます。ま た覗いてください。
 金があれば、バグダッドかカブールか、ガサに行きたいのです。僕はアラブ人の顔 が好きですし、民族衣装がとても好きなんです。それらの土地で人々がどのように生 き、どのように死ぬかを描きたいのです。ところが電車賃がない。しかし行った事の ない世界を描けないじゃ絵描きといえないのです。だって見たことのない天使や悪魔 の絵がいくらでもありますから。反戦の絵を描かなあかん画戦場で描くわけにいかん のです。
 絵を売らねば生きていけないが、売るために描いているのでなく生きるために売ら ねばならないだけのことで、そのあたりがさかさまな絵描きがごまんといます。しか しこんなに不景気じゃどうしようもないんだよ。絵描きや芸術家にはスポンサーがい るのだが僕は労働者に先行投資をしたのでした、しかしいつになったら労働者の天下 になるのだい。いつ労働者が僕のスポンサーになってくれるのだろう。
 鈴木東民てすごいですね。天邪鬼の親分に違いない。僕なんか小物です。親分の東 民にあやかりたい、かやつりたい。安藤昌益も立派ですね。原理共産主義だな。
 N建設のリストラは100人中69人が希望退職し30人が解雇されて街に消えてゆきま した。営業所の合労の女性はいったん脱落しかけたが地方ではまったく働き口がない ので、こちらへ転勤で来るとがんばっています。すると残った労働者たちは彼女と妻 のことを「ごねどく」とあからさまに言っているのだそうです。
 500人中399人が何の抵抗もなくごねることなく消されたのに、二人はごねどくをし ているんいるんだってよ。
 「一緒にごねたらええやんけ」というのは天邪鬼。
 こんなに軟弱な人間たちが日本人ならば戦争にいって死んで来いといえばごねるど ころか、『葉隠れ』精神であっさり死んでいくのではないのだろうか。
 男は、、、三池が最後の男たちだった。

 雨がやんだ。桜が満開だ。ぶらりと神社の桜を見に行こう。

    さくら ひらひら はなふぶき ちょうちょうも
                 ひらひらきてとまーる

 (そうそう忘れるところだった。このごろのデモは歌がない。歌がない限りまだ本 物ではない。安保のときは「民族独立行動隊』の歌が海鳴りのように響いていた。 「ガンバロウ」も古い。ラ・マルセイズのように革命は歌と共にやってくる。文学や 芸術の伴わない革命なんか糞っ食らえ)