イラク人質問題では、正論がたくさん書き込まれて、力強い思いです。
政府、マスコミ、有名人から一般国民に至るまでの、自己責任論、恥ずかしげも無
い経費の損害賠償論を口にする与党幹部達の発言に至っては、人質3名への政府の対
応とマスコミのパッシングで怒り狂い、高ぶっていた自分の神経が、あまりの情けな
さ、低レベルさで癒されてしまうと言う珍現象が起きました。政府国民のあまりの情
けなさが、共産党の情けなさを軽減してしまうと言う変な効果もありますが、、。悲
しいなー。
人質事件を左翼潰し、反戦運動潰しに利用しようとした政府与党に対して、幸か不
幸か、外国からは情けない国、日本と言う印象を、またしても与えてしまいました。
米国国務長官からも皮肉を言われる始末には驚きました。
政府与党、マスコミは、イラクの危険地域認定の矛盾で、自衛隊派遣の法的根拠が
危うくなる事と経費請求の海外での不評と言う外圧でほおかむりしてしまうようです
が、さざ波の正論で突き進んでいく事が、国民世論を変えていく絶好の機会だと思い
ます。
人質3名の自己責任論、費用負担請求とかは、受けて立てばいいと思っていました。
政府は、ほおかむりすると思いますが、、。
NGO、イラク派兵反対の団体、諸党派が世界中に、日本政府の理不尽を訴えて、
カンパを集めれば、何億かは集められるのではないかと。世界中の人々が、応えてく
れると思います。
きっと、日本政府は、恥ずかしさで窮地に落ち入るでしょう。人質解放に政府が、ど
れだけ貢献したかどうか、裁判で争えますし、政府、外務省がほとんど何も役立って
いないという事が明らかになるでしょう。おそらく外務省の存在価値もなくなるでしょ
う。
闘いとか、運動は、こういう所から、攻めて行くのが、効果的だと思います。日本 は外圧に弱いですから。
行政に対して、国民からの自己責任を徹底して追求して行ける良い機会にもなると 思います。戦時体制立法への抵抗も、色んな形でやれるのではないかと思います。
自己責任が、人一倍強いからこそ、政府に、もの申すわけです。自己責任があるか らこそ、共産党に、もの申すわけだ。
長壁さんが、大歩危さんのアラ探しには、付き合うのをやめたという事は、本当、
良い事だと思います。何時の時代にも、自分は安全地帯にいて、戦う者達のアラ探し、
重箱の隅を突くのに精を出すという方はいました。
口先で、最もらしい御託を並べ立てても、自分を高めようとか、殺す側と殺される
側の事をきちっと把握して、殺される側の立場に立てなければ、何年、何十年議論し
ても意味がありませんから。精神衛生上からも非情に良いですよ。