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自民党の先生!3人の身代わりとなって男になれ

2004/4/10 しんぶん白旗、30代

もはや、一刻の猶予もない。
イラクの日本人人質事件。
この記事が掲載されるころも
3人は元気でいてくれるだろうか。

案の定、左右両政党と左右両勢力はこの一件で
興奮状態に陥っている。
左派は言う。
「無法な自衛隊を撤退せよ。
さもなければ政府は犯人と同列だ」
右派は言う。
「3人は退避勧告を無視した。
死ぬのは自業自得。国策は維持せよ」
両者に妥協の余地はない。
そこで私は円満な解決案を編み出した。

それは、人質と国会議員らによる 3対3交換トレードある。

国会議員の先生方は、声をそろえて
「人命は大事。しかし自衛隊撤退はできない」という。
私は先生方の意見に反対だが、論旨は論旨だ。
「選良」としてのご見解を大いに尊重したい。

そうであれば、である。
そうした巌(いわお)も貫く鉄の意志をお持ちの先生方に
是非、3人の身代わりになっていただきたいものである。
自民党の先生方は
「男になる」という褒め言葉をこよなく愛すると聞く。
自ら死地に赴き、身代わりとなれば
永代、先生の名前は国民の記憶の中に
「男の中の男」
として刻まれることになるだろう。

なお、僭越ながら
私の方から指名させていただきたい。
お一人は、ノーバッジながら
今も派閥の領袖として君臨する
山崎拓その人である。
先の北朝鮮側との極秘会談で、
拉致被害者家族の出迎え方式をめぐり
「必要あれば、わしがその任にあたる」
と伝え、自らチャーター機に乗り込み
華々しく家族を連れ戻す意向を示したという。
その心意気や、よし!
だったら、北朝鮮に行く前に
イラクで一汗かいてほしいものだ。
自称「九州男児」の気概に掛けたい。

もう1人は、今や防衛庁の顔となった
石破茂その人である。
信念である自衛隊イラク派遣を
文字通り、身体を張って守ったらどうだろうか。
地元鳥取県から名誉県民に称されること
請け合いである。

最後は言わずと知れた石原慎太郎都知事。
もはや、説明は要しないだろう。

さて、こうした先生方が
本気で身代わりになるなら、
私も敬意を表し、
当面はイラク派遣反対の訴えを自粛しよう。
しかし、わが命ほしさの余り「行かない」というなら、
先生方を「口だけの政治屋」と認め、
地の底までも軽べつさせてもらおう。

「他人が死んでも自衛隊は撤退しない」
「でもボクが死ぬのは嫌!」などという
政治家にこの国を預けたくないものである。