3人の日本人拘束のニュースに接し自衛隊撤兵を要求する行動を取られた方々は立派だと思います。国会にはアンゲラさんが行かれたそうですね。私ははやる気持ちがありながら動けないできました。どこに行って何をしたらいいのかわからなかったといえばいいわけですね。その気になればプラカードを作って一人で駅前に行ってメガホンで訴えることもできないではないのでしょうが、そこまでは勇気が出ませんでした。もしも呼びかけがあれば、あるいはここに行けば人が集まっているいるということが分かっていればきっと行ったと思います。
そんな風にいらだっていたのでアンゲラさんがWPNの衆議院議員面会所前集会にはせ参じられたことをうらやましくさえ思います。WPNというのはWORLD PEACE NOWのことでしょう。そこには沢山の新左翼系の人たちが参加されていたということですがその方々も「すわ一大事」とおそらくとるものもとりあえず駆けつけられたものと思えば、あなたと同様に立派な方々です。そんな中のあるおばさんが警官に噛み付いたとか、いいじゃありませんか。わたしでもデモに参加したときはいつも警官に「この野郎」と思ってきました。
職務といいますけれど彼らは国家の犬ですから情けをかける必要なんかないではありませんか。新左翼だからポリに噛み付くが共産党員ならそんなことしないとは限らんのです。
それから民主党議員が挨拶に出てあなたは「改憲派」の癖にと腹が立ったそうだがわかります。その気持ち。そのおばさんたちが普通のおばさんか、新左翼かどうして見分けられましたか。どちらにせよその女性も自衛隊を撤退させよ、3人を見殺しにするなという気持ちで駆けつけられたのです。こんな連中との共闘がいやなのでしょうか。太っ腹にならねばどうして自衛隊を取り返し、憲法を守れるのですか。
「人を信じるにその言によらずその行を持ってせよ。」
日本人人質の報に接して自衛隊撤退を要求するために行動された方々を讃えます。その伝でいえば国会に詰め掛けた人々の多くが新左翼の人たちだったということですね。その30倍の党員を持つ日本共産党員の比率が少ないといえます。その連中の30倍の共産党員が駆けつけねばならないでしょう。党は「行」において少なくも劣っています。つまり危機感の差が彼と我の差となっているのでしょう。しかも『言』においても人質をとったイラクの義勇軍を野蛮な行為とか、テロといって非難している限り党は劣っています。イラク人は毎日そんな目に会っています。私は3人の日本人を心配しますがその何十倍もファルージャ市民の生命を心配します。イラク人こそは無実なのにどれだけ捕らえられどれだけ殺されてきたのか。日本人の命がイラク人の命よりも重要なのか。そしていつかは必ずイラク人に襲い掛かる自衛隊をなんとしても撤退させねばならないと思います。党がこのようにモラルが低いから国会前に絶対数では少ない新左翼の人たちのほうが多くなったのです。モラルの差でもあります。