投稿する トップページ ヘルプ

一般投稿欄

米軍撤退を求めない共産党赤嶺議員の質問

2004/4/14 とんび、40代、医療専門職

 イラク内でサマワの自衛隊宿営地が砲撃され日本民間支援者3人が武装勢力により人質拘束される中、共産党赤嶺氏が国会で質問した。その内容は、前々回の質問で「外国軍隊の撤退などは論外」と繰り返し、さすがの「しんぶん赤旗」でも異例の「党の立場を誤解させる」旨コメントを出しました。
 さて、今回の質問ではどうでしょう。残念ながら、今回も「米軍への自制」は主張しても、外国軍隊撤退要求は片鱗もみられません。
 さらに、奇怪なのは、有事関連法案について批判しながら、そのルーツにある日米安保条約のくびきおよび、それからの脱却について一切ふれていない点です。これは、もう3ヶ月先になった参議院議員選挙沖縄選挙区で、同氏が県委員長をつとめる共産党沖縄県委員会が、「日米安保条約廃棄が入っていない」ことを口実に沖縄社会大衆党との交渉を蹴り、民主的統一候補擁立について自ら道を閉じてしまったことです。
 「労働者階級と国民の党」の議員がこのような有権者の理解できない言動・行動をとることが、自衛隊員の家族、働く人々とその家族にとってどんな影響を及ぼすのか、とても心配です。