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阿修羅での長壁さん批判について

2004/4/14 北野勇、40代、労働者

 私は、かねてより長壁さんの行動力、目的意識性に好意と尊敬を持っています。その長壁さんが、阿修羅という掲示板で批判にさらされています。私自身、そこに書き込んだことはありませんが、情報源としては誠に幅広く、面白く読んでいました。
 批判の内容は、あれこれ言われていますが、共産党がこれまでの歴史の諸悪の根源であるかのように言われています。心情的共産主義者だとか、闘争に恋する闘争だとか、ま、そんな内容です。
 しかし、なんと言われようが、歴史を動かす原動力は、長壁さんのように考え、行動する人だと確信しています。なぜなら、彼らは、単に情報の海に溺れて、何一つ確固とした確信、首尾一貫した方針、心を振いたたせ、行動する意義を何一つ理解していないし、おそらく永遠に理解できないと思うからです。
 しかし、彼らもまた左翼なのです。左翼(反米・反小泉)の内部における分裂は深刻に考えなければなりません。このような分裂が多くの無党派層を生み出し、だらだらと自公政権を容認させている最大の要因なのです。
 このような分裂を克服するただひとつの道は、マルクス・レーニン主義の理論上の原則に立ち返る以外にありません。街頭で10万人集めても、彼らを導く前衛党がなければ全くの烏合の衆です。あらゆる左翼や中間派を結集する純粋で強固な核が必要なのです。
 その意味をこめて、寄らば大樹さんあてに、反デューリング論を現在の左翼情勢(阿修羅の共産党批判)に当てはめて書いてみました。どうかご意見をお聞かせください。