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野党は何もできないのか?

2004/04/19 構造改革に賛成の赤旗読者 40代 自営業

 5人の人質が開放され、日本全体で「とにかく良かった」という空気が流れていますが、この事件を考えるに際し、この掲示板に寄せられた「しんぶん白旗」さん、「北野勇」さんの指摘はなかなかの内容でした。まず、お二人とも、商業マスコミを利用する支配層のしたたかな戦略をしっかり見抜いておられます。ご存知のとおり、商業マスコミが権力の道具であるのは古今東西の習いですから、今更何を言っても無駄でしょう。彼ら自身が「風」を読みながら論調を変えるか否か、それを監視するしかありません。例えばNHKの報道は、一時期からすると「各国の反戦の動き」や「イラクへの自衛隊派遣反対の運動」を取り上げるようになってきました。これは、圧勝と見られた米英の、思いもかけない躓きに、少しづつ路線変更を図り始めたと解釈できます。
 これに対して、読売、フジサンケイの二大「親米売国マスコミ」は、オーナーの厳しい指示のもと、米国に敵対する者は敵だ!という報道を続けています。彼らにも、現在のイラク情勢に対する危機感があるのです。しかし彼らの姿勢を変えるのは、デモや署名活動ではありません。イラクの軍事情勢だけです。それが現実の社会なのです。そういう意味で「長壁」さんの投書内容は、ナイーブに過ぎるでしょう。かつてベトナム戦争時、ベトナム人民軍は、戦争中に「親米勢力」を容赦なくテロ攻撃して殲滅しました。女性であろうとすべてです。それが「闘争」なのです。このような時に「平和」を説いたとしたら「売国奴」でしかありません。まさに「武力を軽蔑する者は武力に滅ぼされる」という格言のとおりです。
 そして、今回の事件をも「小泉政権の断固とした姿勢のおかげ(世論調査)」という国民世論を盛り上げるのに一役かった「痴呆野党」の首脳のみなさん、もうここで「退場」してはどうでしょう?
 民主党は去年の総選挙で躍進しながら、何をしているのか? 菅代表はかつて市民運動の闘士でしたが、今は「松下政経塾」の良きパートナーなのでしょうか? そんなに議員の特権はおいしいですか?
 共産党の志位委員長は去年の「酒飲むな事件」で「浮世離れ丸出し」でしたが、まだアタマは正常化しないのでしょうか? どうして自らイラクなりヨルダンなりに乗り込まないのですか? それとも自分を政治家だと思っていないのですか? いまだに民青運動から抜けられないのですか?党員の方々は「迷惑」しているのではないですか?しっかりして下さい。