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日刊ゲンダイ

2004/04/20 アンゲラ 50代 パート

 オウム事件以来、大きな事件があると日刊ゲンダイを愛読します。
 スポーツ紙の報道は、無視されることが多いのですが、参考になります。
 以下引用2004年4月20日日刊ゲンダイ

 バグダッドで取材中のジャーナリスト・橋田信介氏がこうリポートする。
「最初の3人の人質事件で、武装グループから『24時間以内』の解放声明が出てから、3日以上も時間がかかったのは、ひとえに政府の責任です。武装グループは米軍がファルージャを包囲していたため、人質をバグダッドに出す方法がなかった。ナント、その時、アンマンの『現地対策本部』に頼まれたヨルダン人の”スペシャルチーム”が医療団体に化け、ファルージャ入りした。ところが、途中で正体がバレて1人が拘束され、余計に現場を混乱させた。そのために解放が遅れたのです」
 捕まったヨルダン人は今も解放されていないという。
「よその国の人間を、見知らぬ土地に派遣して情報を探らせるというのだから、まったくバカというしかありませんよ。政府がどのくらいの金額をヨルダンの自称・救出チームに払ったかは不明。現在も拘束中のヨルダン人の解放に、かなりの金額を積むことになるでしょう」(橋田氏)
 人質事件での小泉内閣の対応を「評価する」人が64%(朝日調査)もいるのは、真相が伝えられていないからだ。

 多くの人に読んでもらいたいです。人質に「救出費用を払え」と政府は言っていますが、こんなおバカなことに使った費用を出せと言うのでしょうか?