お問いかけ頂き<ありがとうございます。
確かに鎌倉さまと私の認識には相当の乖離というか、落差があるように思います。しかしそれはほんの些細なものかも知れませんし、また修復不可能な部分もあるかもしれません。
しかし、しかめ面しないで討論して行けば何かが得られると思っています。
私は何事にも可能性は捨ててはならないと思っていますし、そのスタンスでこのサイトにも投稿しています、これからもおおらかに、決して額に皺寄せて、重箱の隅を突付く事のない様に、よろしくお願いします。
お問いあわせの順ではありませんが、勝手に思うところを書いていきます。
まず私はほかのところでも書かせて頂いたのですが、革命とか大変革とか大きな変動は、様々な要素が絡み合って少しずつ、時には後退したり、ある時には一気に運ぶなど、ジグザグしながら成就されていくと思っています。
だから基本的に個々の闘いで負けるのは極当たり前だし、負けて負け続けながら、しかし怯まず闘い続けて、その結果として、思いもしなかった様な勝利が得られるのではないかと思います。
だからその意味では参議院選に共産党が勝てなくても仕方ない、それは極当たり前だと思っています。
いくら共産党に強固な組織があり、党員が頑張っても、選挙の時、それを外に向って数倍、数十倍もの力が働かなければ過半数をとり、勝利する事は出来ません。
この点では鎌倉さんとの認識には相当の開きがあるかもしれません。
言い換えれば、私の選挙で勝つという認識は、それこそスペインの社会労働党や韓国・ウリ党的な、それこそ、その結果において政権交代が起こるような勝利でしかありません。
仮に秋の総選挙で共産党が大奮戦し現有議席に一つふたつ上乗せしたとしてもそれは明らかな敗北です、共産党に力がなかったからの、敗北以外のなにものでもありません。
過半数は今の与党連合か、或いは民主党と何処かの野合政党が握っている訳ですから、この国の基本的政治状況、また性格は変わらない。
しかしその敗北の水面下で、このさざ波通信的なそして今回イラクで人質となった、高遠さん、今井さ、郡山さん的な部分などがより奮闘し、人々に訴えかけ新たな潮流的な動きが芽吹き、力を持ったとすれば、それは未来への限りない可能性を内包する基本的な「勝利」だとも思っています。
韓国の民主労働党の10議席もの獲得の陰には、何よりも民主労総の地道でたゆまない努力と、すばらしく戦闘的な闘いがあったからこそ出来たのだと思います。
私は韓国の民主労働党的な闘いがこの日本でもやれるようになれば、それこそ大いなる「勝利への道」が開けると思っています。
それと拉致家族の件。
当然家族の方にも私にもプライバシーがあるわけですから、お会いした人が誰で、どんな会話をしたかを具体的ここで述べる事はしません。
しかし、その時点でご両親が仰っていたのは前の投稿と重複しますが、政治、政党(自民党はもとより、社民党、共産党を含みます)、マスメディアへの、根底的な不信感であり、絶望感でした。
様々なルートを探り、頼み込み、情報の提供を依頼しても、どこも知らない顔して、全く協力してくれなかったそうです。
だから9,17の後、突然にこやかに手を差し伸べて現れた中山参与、や安倍晋三は、内容はどうであれ、親身に考えてくれる頼もしい味方の出現であり、全幅の信頼を寄せざるを得なかったのです。
たとえ彼らの真の目的がどこにあり、彼らが拉致家族の人たちを利用しただけで、期待した努力を何ひとつしてくれなかったとしても、味方になってくれただけでも家族の方には救いなのです。
それと私か書いた「右翼的人たち」とは、今ブルーリボンをつけて「北朝鮮経済制裁」はもとより、朝鮮戦争を何ら厭わない人たちの事です。
拉致家族の人々には様々な人々が喰らいついて離してくれません、「骨までしゃぶりつくす」とは彼らのことを言うのではないかと思っています。
当然、私の認識では小泉純一郎その人も、この中に入ります。
そう言えば昨日の北朝鮮制裁要求デモのシュピレフコールは「北朝鮮にものを送るな」でしたね、寒気がしました。
餓えた民衆への食料援助や、在日の人々の肉親へのささやかな「送り届け」すら送るなとは、恐ろしくなります。
拉致被害ご家族ではなく、その背後にうごめく、人の道を忘れた人々の「暗黒」を私たちはどうすればいいのでしょうか?
もし鎌倉太郎さまがご希望なら、5人の家族の方や事務局の方々に直接お会いになればいいと思います。
そこでお知りになりたい事柄をお聞きいただけたら結構ではないでしょうか?
私でもお話出来たのですからー。
また討論得致しましょう。