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なぜ主張しない天皇制廃止を

2004/05/15 ひねくれもん 40代 労組活動家

 皇太子の妻がストレスで療養中とのことである。「人格を否定する云々」との発 言があり、さどかし、皇室(宮内庁内)で人間関係の軋轢があったんだろう。
 しかし、海外へ行けない事がそんなに気に入らないとは、やはり、我々人民と比べ、 優雅な生活を送っておられるわけだ。当の皇太子は、のんびりと海外旅行に出ている。 私達の血税を湯水のごとく使って。

 リストラ・賃下げ・就職難・住宅ローン地獄・自殺・一家離散など、その日暮らし で生きている庶民・労働者にとって、なんとも贅沢な悩みだ。多分、私は一生かかっ ても海外へ一度いけるかどうか、多分いけないだろう。不況で国家財政も破綻と聞く。 なぜ、いま、共産党など革新党派は、軍事費削減とともに、天皇制の問題点を声高に 主張しないのか?国民の税金で豪勢な生活をくらす皇族たちの生活費を徹底的に削減 すべきだ。

 しかしながら、今の共産党は、実質的に天皇制を容認する姿勢に転じてしまった。 将来の国民の問題として天皇制を規定しているが、これでは、保守党とまったく変わ らないではないか。自衛隊活用論ぐらいから共産党もすっかり右転落してしまい残念 でならない。この道は、かっての社会党の道である。

 共産党立党の原点にもどって、天皇制廃止をいまこそ、きっぱり敢然と主張すべき だ。まあ、今の志位執行部ではムリだろう。改憲派の攻勢に対し、旧態依然に守る姿 勢ばかりで、「改憲なら天皇条項を廃絶したらどうなんだ!」と切り返すぐらいの闘 う姿勢もないようでは、100年たっても、革命どころか政権奪取も夢のまた夢だね。