大歩危様と天邪鬼様のご議論、どちらも相手の弱点を探し出してつつくだけで、
まともにかみ合っていないと思うのですが、どうでしょう?
細かい点ではいろいろ問題があるにせよ、国会が改憲派の大政翼賛会のようになり、
憲法9条の変更も有事立法も当然と言う考え一色に日本中が塗りつぶされようとして
いる現状に危機感を感じるものとしては、天邪鬼様のお考えのほうが共鳴できます。
大歩危様はさすが公務員らしく、情に訴えることはお嫌いのようですが、米軍の空爆
で味わった日本国民の苦しみと今のイラク国民が味わっている苦しみを、怒りの情を
抜きにして比較されるのでしょうか?
次の点についてお答えください。
1. 劣化ウラン弾が環境の放射能汚染と人体の被曝を引き起こしていることをご存知
ですか?
2. もし日本国内に劣化ウラン弾、もしくは同等の放射能を有する物質がばら撒かれ
たとしたら、これはテロだとは思いませんか?
3. 敵が迫ってきたら自衛隊が陣地を構築しなければならないので土地を強制収用す
る法律も必要である旨を述べられていますが、それでは、その際、人手が足らなくな
れば強制徴用もできるようにすべきだとお考えですか?
きっとこのようにして徴兵制も当然だと言う考え方が醸されていくのだと思うので
すが・・・。
事の善悪の判断に感情は大切です。いつか、病弱な生活保護受給者が子供の進学の
ためにと貯金していたばかりに生活保護を打ち切られたと言うことが報道されていま
した。これを行った公務員には、きっと何の感情も働かなかったのでしょう。急に話
が飛んでしまいましたが・・・。