私自身を「冷静に検証」していただいて、恐縮いたします。
さて、私は「無差別テロはブッシュでありシャロンである」という認識の下に、ここさざ波で、意見を述べてきています。この観点は、戦火が拡大し、「自爆テロ」が起こるごとに、ますます、ゆるぎないものとなってきています。否、ヤシン師に続くハマス創立者の二人目の殺害、そして、今度は「アラファト殺害」を公言するシャロンをみるにつけ、天下のテロリストであると確信しています。
NKさんは、私が陥っている事態「政治や社会の認識には複数の立場・解釈がある、という多元主義的・複数主義的認識論が欠落しているからだと思います。・・・自衛隊のイラク派遣に賛成するという立場・認識が当然あるし、あってよいという前提が欠落しているようにも思います」
と、淡々とおっしゃっていますが、あなたは、このように、解説することに、何を見出しているのですか。あなたは、このさざ波が「占領戦争反対」「自衛隊の撤兵」の意見で占められることに、面白くないものを感じていらっしゃるのでしょうか。
NKさん、私は、右翼がこじつける「権力を持った共産主義者による・・・」以下、はそっくり、あなたがたのような「殺しを是認する」イデオロギーをもて遊ぶ方にお返ししたいと思います。
私は、そうした主義主張、国家間の権益やエゴを土台にして、人の命を淡々と語れるお人は、人間としてみていません。ブッシュやシャロン、あるいは、日本のコイズミに連なるケダモノ以下と認定いたします。
そうした人々が、戦争加担していくのです。
過去の共産主義が何をしたのか、私は関心もありませんが、NKさんの論調は、まったくもって、支配構造を対岸の火事と見、人肉と流血を酒の肴にしながら、お上からさずかった血のしたたるワインを飲み、それなりに小市民的生活をむさぼるお人の典型でしょう。
ゆで蛙とはいいません。こんな軟な言葉で語れないほどのものを感じます。
私は、命の不公正を前提にする「複数主義的な社会認識」など、持つつもりはありません。
私見ですが、過去、内ゲバとかセクト争いとかききますが、それは、動機を無視した方法論の違いなだけで、本当のところは、そうした食い違いをそれこそ「論には論で」解決すべきものではなかったでしょうか。党や組織を守りたいがために、裏切りも非人道的なこともあたときいていますが、そうしたことは、あくまで間違いなのではないでしょうか。その時々のせめぎあいや葛藤の中で、真実が貫かれねばならないものではないかと思います。