5/6天邪鬼さまに
2004/05/08 大歩危 50代 公務員
① 劣化ウラン含有弾は核兵器か否かについて
大歩危が劣化ウラン弾は核兵器に含まれないとする根拠ですが、核兵器を辞書で調べると「核反応を利用した兵器」と記されています。
劣化ウラン含有弾は弾頭に比重の大きい劣化ウランを使用して貫通力を高めたもので、核反応に伴うエネルギーを用いた兵器ではありません。
従って、核兵器の範疇には入らないと考えます。
また、文部科学省も劣化ウラン弾は核兵器ではないと述べています。
② 自衛隊のイラク派遣について
自衛隊イラク派遣は人道支援であり、イラクの復興支援であるとする根拠ですが、イラクに派遣された自衛隊が現実に人道支援や復興支援を行って、派遣目的を達成するために懸命に活動していることです。
サマワ駐留自衛隊の武装についてですが、自衛隊は人道復興支援を目的としているため、正当防衛、緊急避難に必要な自衛火器を携行しているだけです。
自衛隊の武装について、一般的には重武装とは云いません。
「米軍の戦闘を止めさせる」件については例の指揮命令権の問題であり、米国大統領でない限り不可能です。
③ ある国に他国の軍隊がいる場合は侵略かということについて
ある国に他国軍がいる状況については、いろいろな場合が想定さるのて、全て侵略であり、侵略国であると定義するのは間違いだと思います。
④ イラク戦争を支持するかどうかについて
結論からいうと反対です。
この件については、米国の世界戦略をどう考えるか(支持するか否か)ということに帰結する問題です。
私には、米国がアフガン攻撃、イラク戦争を行った過程(戦争を避けられないようにし向けること)、戦争開始後は圧倒的な軍事力で、非戦闘員に無差別殺戮を行ったことにおいて、戦前の日本に対する米国の戦略が二重写しになって見えた点が多々ありました。
まるで、再現フィルムのように思えたところまでありました。
私は、米国の戦略は過去においても、現在も変わっていないと思われ、そして恐らく未来においても変わらないと思っています。
⑤ 北朝鮮について
イラクの人民がフセインの独裁政治に苦しめられていたのは事実であり、またフセイン独裁政権崩壊そのものはイラク人民にとって良かったことだと思ってます。
北朝鮮についても金正日独裁政権に多くの北朝鮮人民が苦しめられています。
金正日独裁政権は早々に退陣すべきと思っていますが、外国の武力による北朝鮮政権の崩壊を目論むのは良くないと考えています。
これについては、何回か述べていますので、参考にして下さい。
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