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一般投稿欄

S.T.編集部員を支持します(一労働者さんの投稿に寄せて)

2004/06/03 尾張はじめ 50代 会社員

 5月29日に、一労働者さんがS.T.編集部員を批判する投稿を掲載されています。いくつか疑問があります。
1.このような投稿は党員欄に掲載すべきではないでしょうか?
 お二人の日本共産党の革命的再生に関する議論には大変共感を覚えます。どうぞ党内で、徹底的に論議してください。党内民主主義がまだあるなら、きっと有効な議論になると思います、私は実は日本共産党にはさほど期待していないのです。それだけでなく、20世紀の社会主義は思想的に敗北したとさえ、考えています。マルクス・レーニン主義の思想が本当に現在も実効的であるなら、中国や北朝鮮の現実をどう説明されるのか、答えていただきたいと思います。
2.そのうえで
 S.T.編集部員の意見を支持します。
 「目指す政党は、純粋に革命的な政党である必要なし」という意見を支持します。およそ革命的な政党って何でしょうか? 過去に新左翼諸派が同じような問題提起をして、ほとんど壊滅していきました。
 世界や国内の政治的な現実を無視し、「革命的」という言葉に自己陶酔したって、世の中は何も変わりません。一労働者さんはこうおっしゃっています。

 「党が完全な変質を遂げ、革命的再生が不可能である以上、今こそ自ら一歩踏み出して、党が投げ捨てた従来の共産主義政党としての旗を拾って掲げ直し、闘う労働者との連帯を目指し、運動の核となる活動をなすべきではないだろうか。」

 すごい観念論だと思います。どうぞ「革命的日本共産党」でも結成してください。誰も支持しないと思います。
 「革命的再生」って何ですか?
3.さらにそのうえで
 世論調査によると、共産党の支持率は4%前後をうろうろしています。劇的に支持率がアップする状況はありません。
 イラク人質事件や北朝鮮の日本人拉致問題などで、少なくとも世論は、民主的な方向に傾きつつあると思います。自衛隊のイラク派兵も、早くやめさせなければいけません。左翼が空虚な「革命」論議にひたるのではなく、無党派の人たちとの連帯を通じて、新しい戦線を構築していくべきだと思うのです。