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相変わらずひどいですね!

2004/06/03 正義味方 50代 会社員

 阿修羅への長壁さんの投稿を拝見しましたが、相変わらずひどいの一言です。特に、「この一年半、拉致家族は、自覚せぬまま日本を戦争国家へと導く役目をなさいました」と、拉致家族を戦争遂行者と決め付けている。大衆的意識・感覚とこれほど距離があるのを見たことがない。

 又「一年半も、罵倒する国の人間の子を、特別待遇で養った」と金政権を持ち上げている。御本人は「複眼的見方」を強調されるが、それに反して「狭眼」的にしか見えないようである。要は、すべて悪いのは「日米の支配層」で、それに反する「金政権」はましな方と恐ろしく直線的かつ短絡思考から抜け出ない。

 従って、イラクを侵略するアメリカに対して舌鋒鋭くなるが、想像を絶する人民弾圧の「金政権」に対しては寛容になる。つまりダブルスタンタ-ドで使い分ける。

 「金政権」が支配する北朝鮮はアジアの「最貧国」である、いや失政によってそうなった。平壌市民でさえ今年から配給を受けられないほどの大失政の最期に差しかかっている。今後とも命がけの脱北がつづくであろう。それは、延命のための「身代金外交」がより強まることを意味する。

 このような政権に対して「筋」を通すことがいかに大事か。共産党のトップ(議長)が言った。「拉致は、日本国民の人権と安全を脅かした国際的な犯罪行為として許すことのできないものであり、絶対にあいまいな形ですますことのできないものです」「北朝鮮側が乗り越えるべきいくつかの関門がある。いちばん重大な関門と考えたのが、この国際的無法行為の清算という条件でした」

 これは、少なくとも共産党の政策の土台になる基本認識であるはずだ。党員の方には、今一度学習してもらいたい。

 併せて、共産党の書記局には、トップ(議長)の言ったことはお題目にせず、有言実行を貫徹してもらいたい。「筋」を崩して、国際的無法行為をあいまいにし、「身代金外交」に傾斜し、引いては「国交回復・利権外交」の露払いをしているのは、小泉政権だからだ。