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35分反対5票、これでいいのか?なぜ怒らないのだ?

2004/06/17 寄らば大樹の陰 50代 苦闘するフリーター

 討論時間35分、電子投票30秒、反対5票、そして選挙対策?欠席議員50名余り、これが良識の府・参議院本会議での有事関連7法案、ジュネーブ条約追加議定書など関連3条約の審議の実態である。
 これで私たちの国は、戦後60年近く辛うじて守って来た平和主義を投げ捨て戦争国家への道に走り出したのだ。
 たった35分で国の行く末を決める法律を審議したとし、しかも膨大ともいえる法案を一つ一つではなく一括採決した。(年金問題で明らかになった国会議員のレベルを考えると、彼らにまともな審議など期待するのも無理なのだがー)
 この事に怒りを感じないで何が平和だ、何が反戦だ、何が選挙だ、何が良識だ、何が理論だ、何が討論なのだ。
 このサイトでこれら目の前の異常な状況に怒りを覚え、精一杯訴えかけ、問いかけるる人たちに対して、拉致事件での、イラク人質事件で見た異様なバッシングに近いものが、投げかけられている。
 このサイトの性格上、いくら共産党員の編集部員さんが管理していると言え、様々な人たちが入り込むのは当たり前だし(国家権力や、さざ波に意図的に混乱を持ち込もうとする人もいるだろう)どの投稿を読み、どう理解し、どのように批判しようと各個人の自由である。
 しかし、私はこのサイトは真面目で、真剣に平和や戦争の事を考え、人権や自由を尊重する人たちが、そして様々な闘いの経験を持つ人が多数参加し、アクセスして頂いていると考えている。
 だからやはり投稿する以上、中傷や揶揄悪意に満ちた批判ではなくて、真実を語って欲しい、闘いの体験を語って欲しい、様々な情勢に対する思いの丈を語って欲しいと思う。
 私たちはついこの前、戦争への道を開くのか、止めさせるのかの、攻防の中で、「良識の府」を代表する人々の、文字通り語るに堕ちる選良ぶりを、連日のように見せられたのではないのか、せめてこのさざ波がその轍を踏まない事を望むだけである。