さつきさんからご質問を戴きましたのでお答えします。
1 U235とU238の比較について
双方ともα線、β線、γ線を放出しますが、α線の量について比較すると、後者は前者の17%程度と思います。
β線については気になっていることがあるので後ほど言及します。
2 外部被爆の健康被害について
人の生活空間に放置しても問題ないくらいの放射線量であるという意味かというお尋ねですが、私はそのように思っています。
以前に述べたNGO等も外部被爆については、多くが同様な見解を述べてます。
3 粉砕について
この件もβ線についての認識の相違が根底にあると思いますので後述します。
4 鳥島での調査について
Sekioさんの質問「どのような統計調査を誰がいつどこで行うと言うのでしょうか?」に答えたものです。
実施要領の一例を具体的に述べたつもりですが、そのような調査をして安全だと言うことが確認出来ればそれに超したことはないと思います。
5 β線による影響
さつきさんはβ線による影響を大変大きいものと認識しておられれ、生殖細胞にも影響することは当然考え得るとしています。
そしてさつきさんは、β線の空中飛程を数メートルと述べておられますが、私は数センチ~数10センチと認識してます。
一桁違えばそのエネルギーも与える影響も相違してきますので、結論が違ってくるのも当然かと思います。
α線に対して1/20程度の影響とは言え、相当な量が数メートルまで届くのでしたら、さつきさんの考えが正しいと思います。
私ももう一度β線の影響を及ぼす範囲について調べてみます。