たれりんさん 補足の投稿に了解です。参議員選挙の勝利めざしてがんばりま
しょう!(あまり期待できませんが・・・)
川上徹という方がやっている「同時代社」という出版社をご紹介します。
彼は1970年代の全学連委員長で、「新日和見主義」という批判をあびて失脚、
その後共産党からも離れました。実は私もその当時共産党と行動をともにしていて、
非常に優秀な方が多かったのですが、当時の民青中央委員の3分の2くらいが、「新
日和見主義」という批判をうけて党を離れました。詳しい経過は川上徹氏の「査問」
という本に書かれています。この場での反論は避けますが、本当の「日和見主義」は
彼らを批判した不破氏を中心とした共産党幹部だったのではないかと今でも思ってい
ます。
それより一つの懸念があります。当時学生運動をやっていた共産党員は非常に優秀
な方が多く、年代としては現在共産党の幹部になっているはずなのです。「新日和見
主義批判」でこの世代ががっぽりぬけ、結果として志位氏のような一世代若い方が幹
部になってしまいました。
私から言わせれば、1970年代に学生運動をやっていた党員は知性のかたまりで
あり、他党派との論戦にも多くの努力を費やしました。当時学生運動は全共闘運動の
牙城で、新左翼中心の運動に対して、多くのエネルギーを費やしたものです。あのエ
ネルギーがあれば、今の小泉政権に対する大きな力になると思えるのです。
「同時代者」の川上徹氏や、寄稿されている田口富久治氏などの左翼の論客が、新
しい戦線に帰ってきてくれることを切に希望します。